温水洋一さんの毛髪戦略

温水洋一さんといったらこの髪型ですね

温水洋一さんといったらこの髪型ですね

Photo from 「温水洋一と同学年ということに驚いた有名人」番茶速報
http://blog.livedoor.jp/carpdon-bancha/archives/33204503.html

誰が何と言おうと、ハゲ散らかしである。が……

「俳優」よりも「怪優」と言った方が、むしろ近いんじゃないかと、
最近思っているのが温水洋一さん。

さえないおじさん役での出演が多いのはご承知の通り。
愛されるいじられキャラとして、バラエティへの出演も多いです。

人のよさそうな雰囲気なので「癒し系」などと呼ばれますが、どっこい。
実に不気味な表情を見せ、時としてこちらをゾッとさせる方です。

狂気を演じさせたら、実はすごい役者さんなんじゃないでしょうか。

元々は松尾スズキさんの「大人計画」に所属。
もうここは癖のある俳優さんの巣窟って感じの劇団です。

座長の松尾さんはじめ、宮藤官九郎さん、阿部サダヲさん、荒川良々さんほか、
テレビでもお馴染みの個性派の面々ばかりですよ。

そこで鍛えられてきた方ですから、ブラックな演技力も当然ながら身に付けてます。
だから、僕は単なるしょぼいハゲたおじさんではないと見ています。

何というか、「目つき」がちょっと狂気、とは言い過ぎですが、
笑顔を作っていても目だけは笑っていないというか。

ハゲ散らかした頭と相まって、全身から漂う雰囲気は、
内に秘めたナイフのような鋭さをスポイルしているのではないでしょうか。

髪型ではなく自虐ハゲネタに注目したい

役者としての温水分析はさておき(笑)、
彼の髪型について少し書いてみたいと思います。

と言っても、あれをちゃんと九一分けにしろとか剃ってしまえとか、
そういうことではなくて、ご本人が髪の毛の話題を積極的に振ることについてです。

映画やドラマによく出ていらっしゃるので、
プロモーションの一環での初日舞台挨拶やテレビのインタビューにも
高い頻度で登場します。

ある映画の舞台挨拶では、「役作りのために髪を抜いた」と答えました。

——ええと、あの髪は、自分で抜いたんでしょうか?
そんなわけはないとわかっているんですが、思わず「え?」となってしまいます。
これはかなりブラックなネタですよね。

そしてドラマのトークショーに出た時には、
「4倍の速さで生える毛生え薬がほしい」と語ったそうです。

この「4倍」というところに注目したいのですが、
4という数字が当該ドラマとは無関係であるならば、
あまりにも突飛というか中途半端な数字ですよね。

「倍速」、さもなければ「高速」とか「音速」とかって使うと思いませんか。
それを、「4倍速」。
この「4倍速」って、昔ビデオがVHSだった時の言い方にも通じます。

もしかして、古き良き時代を懐かしんでこの数字を持ち出したのかなどと、
深く推測してしまうではありませんか。

かなり変化球ですが、温水的髪型自虐ギャグには
これからも注目していきたいと思います。

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今一番推しのポジヘ俳優、スタンリー・トゥッチ

ハゲと眼鏡とヒゲが見事にマッチしている

トランスフォーマー最新作のスタンリー・トゥッチ

ハゲ坊主を横から見る

横から見たトゥッチのハゲ坊主。頭の形はいいですね

「トランスフォーマー」の予告編で発見

先日テレビで、「トランスフォーマー」新作のスポットCMをやってました。

なにげに観ていたら、なんかハゲ頭でメガネをかけた男性がチラッと映る。
あれ、どっかで見たことがある人だな、と思って検索してみました。
アメリカの俳優スタンリー・トゥッチ(Stanley Tucci)でした。

うわぁ、カッコいい。

別のそっちの毛、ではなく、そっちの気はないのですが、
渋くてお洒落で、自信にあふれた人なんですね。

1960年、ニューヨーク生まれのイタリア系アメリカ人。
演劇を志して、大学卒業後にブロードウェイから映画界へ。
存在感のある脇役として、着実にキャリアを積み重ねてきました。

2009年の「ラブリー・ボーン」でアカデミー賞の助演男優賞に ノミネートされています。
いろいろな映画に出演していますが、
有名なのは、2004年のアメリカ版「Shall we Dance?」ですね。

日本のオリジナル版で竹中直人が演じた役をやっています。
頭の繋がりでキャスティングされたんでしょうか。
アメリカ版は観ていないのですが、相当な存在感があったと思います。

イタリア系だけあって、着こなしもひと味違います。
まさにポジティブヘッドの目標と言ったところ。

メガネの重要さを再認識させてくれた

画像検索をかけてみると、タイをびしっと締めたカットが たくさん出てきます。
さらに、メガネをかけた率がとても高い。
フレームはボストン型を愛用しているようです。

感心したのは、眉のカーブがフレーム上部と うまく重なっていることですね。

ハゲと眼鏡の理想的な組み合わせ

ボストン型のフレームと眉のカーブを合わせる

これは人種の違いにもよると思いますが、
日本人はじめとするアジア系だと眉がフレームの上に 飛び出してしまいがち。
僕の場合はフレームの上に「八の字眉毛」が来て、
なんだかコメディアンの風情が漂ってきてしまいます。

対して、欧米系人種の骨格だとそうはならず、
眉とフレームが重なって収まってくれます。

ボストン型に限らず、メガネを選ぶ時のポイントは、
眉毛の形とフレームの曲線を考えること。
これは今度メガネを作る時の参考にします。

やっぱり、ハゲ頭とメガネ+無精髭は ポジティブヘッド・ファッションの王道です。
そして、ジャケットを着てタイド・アップ。
タイを外した時はデュエ・ボットーニのシャツで

ビビッドな色のストゥールを巻いてもいいですね。

「プラダを着た悪魔」にも出演していたとのことですが、
ちょっと記憶になかったのが残念。

さぞかし、粋なファッションを見せてくれているのでしょう。

ところで、スタンリー・トゥッチはゲイの役所も多いようなので
そっち系かもしれないと思ってしまいましたが、2度結婚しています。

最初の奥さんは乳がんで亡くなっていて、
その後エミリー・ブラントの妹と再婚しました。

ハリウッドの人気俳優といえども、
それほど浮き名を流しまくるタイプではないかもしれませんね。
そのあたりもグッと来ます。

「トランスフォーマー」はじめとする出演映画、
ちょっと気にしてフォローしておこうと思ってます。

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虚乳と虚毛

アフロヘアーのヅラ、カツラ

これくらいの洒落が利いてれば虚毛もOK

またも言葉遊びをしてみました

前回、「貧乳」に対する「貧毛」などという言葉を出してみました。
「貧乳」を「微乳」「ちっぱい」という言葉に置き換えられるなら、
「貧毛」はどんな言葉になるんだろう、などと言ってみたわけです。

うまい言い換えは浮かびませんね、まだ。

そうこうするうちに、「虚乳」という言葉を目にしました。

なるほど、「かさ上げのバスト」ですね。
パッドやら寄せて上げるやらで、
実際以上の見た目を作っているんだ。
(もしかしたら、シリコンを入れることも虚乳なのかもしれません)

それなら「虚毛」という言葉もあるよね、と
自分で考えて自分で納得してしまったのです。

「虚毛」――
これはもう、「カツラ」以外の何物でもありません。
あ、「振りかける黒髪」も入るかな。

実際、カツラは人毛で作られているので、
「虚」という字は当てはまらないかもしれませんが、
本当は毛がないのにあるように見せている段階で「虚」です。

「擬毛」という言葉もあるかるかもですね。

人工物をあてがい、実物以上に見せている。
虚乳も虚毛も擬毛も。

でも貧乳という言葉から来る健気さが、
虚乳には感じられません。

男女ともに虚勢を張るためのもの?

貧乳の女性が「あたし、おっぱいちっちゃいの……」と
何となくうつむき加減で恥ずかしそうに呟く様子を想像すると、
萌え~となる男性、けっこう多いのでは?

まあ、想像ですが……。

でも、かさ上げのバストを誇示する「虚乳女」には、
そんな健気さはありません。

「ほらほらどうよ、大きいでしょ。(偽物だけどさ)」
とやられると、なんかアバズレ(死語か?)度が高い気がします。

そんな女性って、いざかさ上げを外す段階に来たら、
どういう態度を取るんでしょうね。
お相手が「あれ?」と疑問を持つのが、
きっと怖くてしかたがないのかもしれない。

こういった場面に遭遇したことないからわかりませんが……

偽物は、いずればれる。
これは、「虚毛」も同じこと。

フサフサを装っているけれど、本当はハゲ。
「いざというとき」にヅラがずれないか、外れないか、
そして見破られないかが心配でならないのでは?

ニセの黒髪。
ニセの豊毛。

虚乳も虚毛も、「虚勢」という言葉に集約されます。
虚しい、実体がない、空虚。

虚勢を張った時点で、虚しさがついて回る運命にあります。
そんなの、イヤですよね。

やっぱり、あるがまま。
ポジティブにさらけ出す。

虚勢や虚飾は排除しましょう。
ポジティブ・ヘッドで行こうではありませんか!

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自転車とポジティブ・ヘッドは相性がいいのだ

自転車乗りにおけるハゲ事情

唐突ですが、「自転車ツーキン」という言葉をご存じでしょうか。
お聞きになったこともあると思います。

要するに、自転車で会社へ行くこと、なのです。
ただしその自転車は、ママチャリではなくスポーツバイク。

満員電車で苦しい思いをすることなく。
終電の時間も気にすることもなく。
朝晩の適度な有酸素運動で脂肪が燃焼するから、痩せるし健康になる。
クルマ通勤などと違い二酸化炭素は自分の吐く息だけだから、
地球温暖化を食い止めるのに役立つ。

いろんなメリットがあるんです。

実は僕も10年以上前から自転車ツーキニストなのです。
ラーメン好きのくせにそれほど太っていないのは、
自転車のおかげかな、と勝手に思っているわけで。

ま、それはどうでもいいんですけど、
この「自転車ツーキン」という言葉を作り、
自転車通勤を通して自転車の素晴らしさを広めたのは、
疋田智さんという人。

ご自身のサイトに掲示板を作ったり、自転車雑誌に連載を持ったり、
NPOの活動などで社会に発信したり、
ほんとうにいろいろな活動をなさっていて、頭が下がります。

頭といえばその疋田さん、スキンヘッドなんですね。

某巨大掲示板に「自転車ツーキンハゲ」なんて
書かれていたこともあります。
(ハゲたから剃っているのかどうかは、わかりません)

疋田さんのメルマガを購読しているんですが、
何年か前の猛暑の時に
「日射しが強すぎて、ヘルメットの穴の形に頭が日焼けしそうだ」
とお書きになっていました。

笑った笑った。

ご存じの通り、自転車用のヘルメットには、
通気をよくするためにエアインテーク穴がいっぱい開いています。

その穴の部分だけ日焼けしちゃうじゃないか、というわけですね。

ヘルメットと髪型の乱れ

自転車仲間と走りに行って途中で休憩したとき、
ヘルメットを脱いだあとの髪が、エアインテーク穴の部分だけ

逆立っているのを見たことがあります。

穴の中に髪の毛が入り込み、何十分も経つと
そのままの形にセットされてしまうんです。

そしてヘルメットを脱ぐと、パンク野郎みたいに(笑)

思わず、「すげえ髪型だな」と言ってしまいました。

これを防ぐには、頭にバンダナなどを巻けばいいんです。
自転車用のバンダナは伸縮性のある化繊でできていて、
汗をかいてもサラッとしています。

でも髪の毛のある人は、これを脱ぐと髪がペタッと寝てしまう。
シャワーでも浴びればいいんですが、なかなかそう都合よくは行きません。
ぺたんこの髪でしばらく過ごさねばならないこともあります。

それに比べると我々ポジティブ・ヘッドは、
いくらきつくバンダナを巻いたって影響なし。

バンダナがあれば、頭がエアインテーク穴の形に日焼けすることもありませんし。

汗をかいたって、そのへんの水道でザブッと流すこともカンタンです。
あとはタオルでさっと拭っておけばよい。

これからの暑い季節、便利なんですよー。

この間とあるサイクリングイベントで、
何人ものポジティブ・ヘッドな自転車乗りに会いました。

ヘルメットとバンダナを脱いで談笑している光景は、
何かの宗教のように見えたかもしれませんが(笑)

みんな、ハゲ坊主・ハゲスキンが
自転車と相性がいいことを身をもって知っているんです。

自転車仲間でもあり、ポジティブ・ヘッド仲間でもある。
いいですね~。

これからもさっぱりとした頭で、
風を切ってポジティブに走ることにいたしましょう。

穴の形の日焼けもバンダナを巻けば無問題

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2013年6月1日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:スポーツ ファッション

乙武洋匡さんの自虐ギャグに学ぶ

乙武さんの明るい自虐ネタ

この前ネットを見ていたら、「乙武洋匡さんの自虐ネタがすごい」
なるページを発見しました。
「NAVERまとめ」

実は僕もツイッターで乙武さんをフォローしており、
ときおり呟くブラックジョークにのけぞることもあるんです。

たとえば、

※塩谷瞬の二股ネタにかけて
「だから、二股しようにも足がないんだってば」

※「出馬する政党はたちあがれ日本?」の問いに、
「立ち上がる足がない」

※「息子に爪の垢を煎じて飲ませたいと思います。」との書き込みに、
「ありがたいお言葉ですが……当方、残念ながら爪がありません(笑)

お昼休憩なう。なぜか、マネージャー君とセンター試験の話題に。
マ「オトさんは、センター試験受けたんですか?」
乙「それが受けてないんだよ」
マ「あ、生まれたときから足切りされてますもんね!」
誰がうまいこと言えとww

これらは、ごくごく一部です。
ときおり、障害者をさす放送自粛用語も堂々と出てきます。
乙武さんのアカウント

自らをネタにして笑い飛ばすことで、
他の人々を緊張させないように心づかっているのでしょうか。

普通の人が障がい者に会ったとき
ほとんどの人はどう接していいかわかりません。

障がいを持っている部分をできるだけ見ないように、
気遣っているつもりで実は自信がない。

そんなギクシャクした空気を、
この明るい自虐ネタで破ることができます。

ポジティブハゲも、この精神の応用を

われわれポジティブ・ヘッドも、ふだんの会話の中に
こういった自虐ネタを混ぜ込むことで、
何となく気を遣っている雰囲気をスムーズにすることができます。

以前にも書いた「Break the ice」。
ギャグで氷を溶かして場を暖める。

そして会話をスムーズに持っていくテクニックです。

ご紹介した乙武さんのギャグはツイッターですから、
誰かが問いかけてそれに答える形で呟かれたもの。
やりとりの中でさっと繰り出したパンチが、効果を生むのです。

当然、実際に顔を合わせてしゃべるときも、
話の流れで自虐ネタを繰り出さねばなりません。

だから、会話力がモノを言います。
こればかりは、常日頃から磨いておく必要があります。
場を読んで、臨機応変に。

あまり得意じゃないなぁという方も多いでしょう。
しかし、まず自分の中の氷を溶かさなければ。

会話に混ぜ込む言葉をいつも用意していましょう。

「ケガなくてよかった」
「写真はストロボ要らず」
「顔が映り込む」
「ハゲましてください」
「ハゲしいんです」
「人混みで目立つ」
「ハエが滑る」

古典的なモノが多いのは、昔からこういう言い回しを使って
ハゲを気にしてくれるなと、
先人たちがアピールしてきたからでしょう。

これらの土台の上に、僕たちは新たなボキャブラリーを
築いていくのです。

乙武さんが持つ障がいの深刻さに比べれば、
髪の毛のない僕たちなんて、何も失っていないようなもの。

こう考えてみると、乙武さんは僕たちにも
勇気とやる気と前向きの人生を与えてくれているのですね。

自らのカラダをネタに自虐笑いを繰り出す、ポジティブの権化

台湾プロ野球での始球式は、大きな感動を呼びましたね。顔もいけてると思います。

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2013年5月11日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:髪をめぐるあれこれ

春は、ヘアチェンジの季節!?

Kくんの汗が不自然だった件

春は、新生活が始まる季節。
新しい会社や新しい部署、新しい学校など、
環境がガラッと変わった人も多いでしょう。

昔、アデランスの広告を作っていた頃、
クライアントからいただいた資料に、
「春はアデランスにするチャンス」
という内容のものがありました。

環境が変わるということは、
今までのあなたを知る人がいないということ。
だから、カツラを着けて行っても、
だれもあなたの髪型が変わったことがわからない。

というものです。

なるほど、と思いました。

ハゲからフサフサへ、ではなく、
はじめからフサフサの人、
という新スタートが切れるのです。

ある男のことを思い出します。

Kくんという、制作会社で営業マンをやっていた若者です。
年の頃は、30前後。
僕の勤めていた会社の担当でした。

そのKくんは、誰が見ても「ヅラ」だったのです。

当時の髪型はオールバック。
これ、生え際がくっきりと出てしまうから、
どう考えてもカツラでは難しい髪型です。

「生え際の魔術師」と謳っている製品もありましたが、
きっとバカ高いに違いない。

Kくんはまだ若いし(気の毒に……)、
お給料だってそれほどもらってなかったでしょう。

だから、そんな「魔術」がかけられる生え際を
手に入れることはできなかった。

つまり、バレバレ。

口の悪い同僚は「ニセの黒髪」などと
陰で呼んでいたものです。
とても穏やかで好人物でまじめなKくんに対して
失礼極まりないですよ、ええ。

ある夏の日、Kくんが営業に来ました。
「いやー暑いですねぇ」
額の汗をハンカチで拭います。

しかし、よく見ると、汗の流れ方が不自然。

生え際の「下」から汗が突然現れてくるのです。
頭にかいた汗が、カツラの裏を伝わって
額に流れ出てきたんでしょう。

生え際から突然現れる汗に、周りの視線と疑問が集まる

当時はまだ禿げていなかった僕ですが、
頭皮とカツラ間の温度上昇は察することができます。

見て見ぬ振りは、つらかった。
Kくんはもっとつらかったでしょうが……。

転職で、髪型が変わった

さて、そのKくん。
ある日「転職することになりました」
と挨拶に来ました。

聞くところによると、同じく制作会社の営業。
しかも、僕のいた会社をそのまま担当すると。

いわゆる「仕事を持って移る」というやつです。
転職者にとっての手みやげというか持参金。
なかなかやり手です。

退職を前に有給消化で休んでいたらしく、
僕たちの前に再び姿を現したのは、
挨拶から2か月近くしてからでした。

ええと、Kくん?

現れたKくんの髪型は、
オールバックから真ん中分けのサラサラヘアに
変貌を遂げていました。

「いやぁ、雰囲気変わったねえ……」
「んーと、爽やかになった感じ……」

口々にイメージチェンジに
触れはするものの、それ以上はつっこめない。

みんな、わかってたんですよ。
カツラを換えたってこと。

冒頭にも書いたとおり、
転職はカツラをかぶる絶好のチャンス。

誰もあなたを知らなかったから。

だけど、僕らはじゅうぶん知っている。
Kくん、君がカツラということをね。

だって、仕事先は変わらないんですから。

あ、でもでも。
Kくんはもしかすると、
僕らが気付いてないと思ってるのかもしれない。

だから髪型チェンジくらいの気持ちで
カツラを換えたのかな。

オールバックのカツラから真ん中分けカツラへつけかえたKくん

有給を取っている間に、
カツラメーカーで作ってもらっていたのか。

いずれにせよ、
職場が変わると気持ちも変えたくなるという
好例でございました。

もうずいぶん会ってないけれど、
今でもかぶっているのかな。

このブログを読んで、
ポジティブに変わってくれたらいいんですけど。

おーい!

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2013年4月16日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:育毛・増毛・発毛・カツラ

「リーゼントヘア」の知られざる真実!?

長ーい庇がリーゼントではなかったのだ

僕が若い頃、つまりまだ髪の毛がたくさんあった頃、
ちょっとだけしていた髪型があります。

「リーゼント」

笑っちゃいますけど、そうなんです。

ツッパリのアイコンとして、当時(70~80年代)はそこらへんの
不良少年たちやアンちゃんたちがこぞってやっていました。

このブログにも書きましたが、
ロックンロールバンド「キャロル」が世に広めたと思っています。

僕がそうでしたから。
中2のときアマチュアのキャロルが初めて「リブヤング」に出たオンエアを見て、
「これはすげえ!」と興奮しました。

僕が通っていた田舎の中学は、校則で坊主刈りだったので、
「高校入ったらやってやるぜ」と心に誓ったものです。

(高校では結局しませんでした。
だって、こんな髪型にしてたら、
あっと言う間に町で本物の不良に絡まれて
フクロにされるに決まってましたからね)

閑話休題。

もともとはロンドンの「リージェント・ストリート」に由来するそうで、
両サイドの髪をなでつけて、後頭部でIの字型にぴったりと合わせる。
そのスタイルが、大通りが合流するリージェント・ストリートのように見えた。

そんな由来を持ちます。

え、ちょっとマテ。
後頭部で合流する髪型をリーゼントと呼ぶのなら、
盛り上げた前髪の庇は関係ないの?

はい、関係ないんだそうです。

この事実は、「ねとらぼ」さんの記事で知ったわけです。

前髪の盛り上がりは「ポンパドール」「ポンプ」「クイッフ」と言い、
リーゼントヘアと合わせ技であのスタイルができあがったということ。

本来の意味のリーゼントヘアは僕らにもできる

僕らのように髪がなくなってしまった男たちは、
「もうリーゼントなんてできねえよ」と、諦めています。
あとはズラをかぶるしかないよね、どっかの買取会社の社長みたいに――とね。

しかし違うのです。

本来の意味での「リーゼントヘア」がサイドから後ろにかけての
髪の流れを指すのであれば、僕らにも可能です。

禿げてない部分の髪を伸ばして、
グリースをテッカテカに塗り、
櫛目も美しく後ろへなでつけて両サイドから合わせ、
「ダックテール」をバッチリ決めればいいではありませんか。

落書きしてみました

後ろ髪を流すのが本来であれば禿げても薄毛でもリーゼントは可能だ

うーん、前衛アーティストかただの変なおっさんだなぁ。

だけど、ハゲ坊主に飽きたら(そんなことはないと思いますが)、
残ってる髪を伸ばしてみるかもしれません。
その時、こうやってサイドを後ろに流し「ダックテール」にしてみるかも。

「髪道楽」への燃え残ったくすぶりが、まだチロチロとあるのかも。

ひとつの煩悩の確認でした。

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2013年3月8日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:頭の刈り方

ナチュラルなハゲ頭は、ポジティブ・ヘッドか?

敢えて坊主やスキンヘッドにしていないハゲ頭たち

ある人から質問を受けました。
「うちの父は、後頭部まで禿げ上がっています。残っている髪は、
いつも床屋さんで短く刈っていますが、坊主では決してないんです。
この場合も、ポジティブ・ヘッドと呼んでいいですか」
なるほど。
聞くところによるとその方の場合、後頭部のかなり下のほうまで禿げていて、
耳の少し上のラインが生え際になっていると。
残った髪は床屋さんで地肌が見えないくらいの長さに刈ってもらっていると。
で、ふだんはその頭を堂々と出して生活していると。
かぶりものは帽子を、外出のときだけ。
いさぎよいです。御年は60ちょっと。さぞ充実した生活を送ってこられたのではないでしょうか。

ただ、このブログで提唱している「ポジティブ・ヘッド」は、
あくまでも「坊主」もしくは「スキンヘッド」にこだわりたい。
ナチュラルなハゲ頭で、いくら清潔に整えていても、坊主よりも短髪でなければ、そう呼びたくはない。

でも本来「ポジティブ・ヘッド」は気持ちのあり方を前向きに変えようよ、
ということから始まったものですから、そのお父さんを無下に否定はできません。
この場合は「ナチュラル・ヘッド」とでも呼んでみましょうか。
ニア・イコール・ポジティブ・ヘッド。

ナチュラル・ヘッドな人々は、やはり中高年以上の方が多い。
高度経済成長時代を、ポジティブにアクティブに生きてきて、
今は枯れた風でも、若い頃のエナジーってものを垣間見せたりもしてるんじゃないですかね。
そういえば定年退職した知り合いのおじさんが、そば打ち教室に通い始め、
とうとう本当に自宅を改装してそば屋を開くぞというポジティブな方がいます。
その方は、やはりナチュラル・ヘッド。
「開店を機にスパッとやっちゃうか」
とおっしゃってました。明日のポジティブ・ヘッドです。

よし決めた! ナチュラルなハゲ頭の呼び方!

ところで「ポジティブ」「ナチュラル」だの横文字が多いとわかりにくいかも、と思います。
そこで、代わりになる言葉を考えました。

発想の流れとして、
ポジティブ・ヘッドとはハゲ坊主もしくはハゲスキンのスタイルが最上位概念
→スパッと行く前のナチュラルハゲ=ナチュラル・ヘッドはその予備軍
→しかしスパッと行かなくても別にいいやという宥和的な気持ちもある
→だったら親しみを感じられる呼び名がいい
→そのヘアスタイルの形状から「波平さん」を連想
→ならば「ポジ平さん」はどうだろうか

というわけで、このブログではポジティブに生きている
ナチュラル・ヘッド、ナチュラルハゲの皆さんを、
「ポジ平さん」
と呼ぶことにしました。

よろしく!

ナチュラル・ヘッドのおじさん

実はCKBのオリジナルグッズに描かれているハゲオヤジというキャラです。中華街あたりにいそうな感じのおじさんですね。
(C)Double Joy Records

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ポジティブ・ヘッドまでの長い道~その5

最後の髪道楽

リアップやロゲインに頼り始めて1年過ぎました。
いつしか2000年代に突入。

合わせ鏡に映る僕の頭頂部には、変化がありませんでした。
効く人には効くはずです。
実際、「生えてきた」という声はよく耳にしましたから。
しかし、僕には効果がなかったように思えました。

うーんどうするか。
安くはないものを継続して使い続けていても、お金が消えていくだけ。
髪の毛も消えていくだけ。

このまま無くなっていくのなら、最後に一花咲かせようじゃないか。

自分がやりたかった髪型を楽しむことにしました。

リーゼント。
キャロルがデビューしたとき、音楽とともに衝撃を受けたポマードギタギタの髪型。
(あ、キャロルって、このブログを呼んでいただきたい年代の方ならご存じですよね)
しかし、クライアントの偉い人にも会うことのある会社員ですから、あまり不良っぽい髪型は……ということで諦め。

茶髪か金髪。
これもやりたかったんですが、やはり立場上まずいかなと。
コンサバなクライアントさんも多かったので。

長髪。
60~70年代、「長髪は不良だ」という図式がありました。
反体制の図式ってやつがまだ健在だった頃で、
全学連やグループサウンズやヒッピーやフーテンなどといったお兄さんたちが
長髪を振り乱して何か叫んでいたのを憶えています。
いっときは廃れたものの、90年代頃からまたオシャレの一環として復権してきていました。
僕の業種(広告制作業)にも長髪の人、ポニーテールの人がぼちぼち見られるように。
クリエイターは、長髪。
そんな空気を読みました。

よし、伸ばす。

オヤヂギョーカイ人いっちょあがり

そういえば、髪がたくさんあった若い頃は長髪にしようと思わなかったんです。
学生時代は運動部だったし、社会に出た80年代はプレッピーなんかが流行っていて、みんな短髪だった。
サーファーは長髪だったけれど、そこまで思い切れなかったし。

最後の髪道楽は、長髪にしよう。
妻にそう宣言すると、何も言わずに溜息をついた、ような気がします。

長髪って楽ですね、伸びるまでは。
ただ、中途半端な長さだと首筋がくすぐったかったり、目に髪先が入ったりします。
まあ、じっとガマン。
不潔にならぬよう、シャンプーはしっかりしていました。

リアップやロゲインは、いつしか使わなくなってしまいました。
延命治療より、ターミナル・ケア。
不謹慎だけれど、そんなことも思っていました。

髪が伸びてくるにつれ、以前の硬くて太かった髪ではなく、細くてシナシナとしたものになっていることがわかります。
これはいかん。
ここまで来ているのか。

そして、後ろで結わえるくらいまでの長さになり、妻からゴム紐を借りて留めてみました。

リトル・ポニーテール。
前髪はまだサイドに垂れるくらいの長さ。
今で言うと、チャン・グンソクくんみたいな感じ。
笑っちゃいますけどね。

そして時は来た。
ちゃんと前髪も後ろで束ねられるように伸び、「尻尾」も完成。

頭頂部から後頭部の薄くなっている部分は完全には覆い隠せませんが、
「頭は薄いけどポニーテールで決めているオヤヂギョーカイ人」となった僕は、
妻に「どうだ」とばかりに見せてみました。

彼女はつぶやきました。
「あ、志村けん」

(つづく)

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