男の積極性は、髪の有る無しで決まるのか?

船越英一郎さんとアデランス

ハゲをポジティブに捉えだしてからは、発毛や育毛、
そしてカツラの広告・CMにはほとんど心が動かされなくなりました。
でも、テレビをつけていれば自然に目に入ってきちゃいますから、
たまには「お?」と思うものにぶち当たります。

アデランスのCMも、そのひとつ。
俳優の船越英一郎さんが出演しているバージョン。

2時間ドラマの帝王は、巷で「髪が増えたんじゃないか」と囁かれていました。
そして、「Mr. アデランスコンテスト」にも出席した時点で、
「もう決定的」と言われました。

何が? いや、そう、カツラです。

その後、上記のようなCMに出演したんですから、そうなんでしょう。
高橋克実さんと違い、「髪のある俳優」を選んだということで、
外からとやかく言うことは控えます。

ここで「お?」というか「え?」と感じたのは、
CMに使われているコピーなんです。

「攻める男」というフレーズ。

つまり、自分の夢とか未来とかに、積極的になれる。
このアデランスを着ければ、攻めの姿勢を持つ男に変わることができる。
ーーというストーリーなんでしょう。

CMの作りは、無精ひげの男性がジムでトレーニング中、
近くの若い美女にチラチラ見られる、というもの。

アデランスのCMで、美女がカツラのかっこいい男性をチラチラ見ている、羨ましシチュエーション

結構タイプです、この女の人(笑)

なんかこう、男のシャイな願望がよく出てますね。
ちなみのこの俳優さんは、サーフィンするCMにも出演していたような。
やはり「攻め」「若さ」「かっこよさ」を表しているんでしょう。
(野口尋生さんという方でした)

余談ですがこのサーフィン編、とあるブログで

本物のサーファーはカツラなんかかぶらない。
むしろスキンヘッドの方が多い。
サーフィン知らない人たちが作ったのが丸わかり。

と書かれていました。なるほど。

髪がある方がかっこいいーーそうですか?

一連のCMでは、
「かっこいい方がいいじゃない、男ですから」
というフレーズも使われています。

ここで前提となっているのは、
「髪があってこそのかっこよさ」なんですね。

ハゲていると、男としての自信を失う。
ハゲていると、消極的になっていく。
ハゲていると、モテない。

と言いたいのだと思います。
ターゲットは、自信を失い後ろ向きになっているハゲ・薄毛男性。

あれ、これって「ポジティブヘッド」がアプローチしたい男性と重なりますね。
しかし、立ち位置はまるで正反対です。

僕が主張しているのは、「ハゲでも堂々としていれば、かっこいい」。
そのために、心の持ちようとか頭のお手入れとか服のコーディネートとか、
このブログでずっと語り続けてきました。

別に発毛・増毛・カツラ業界をdisっているわけではありません。
髪があってかっこいいか、髪がなくてかっこいいか。
この2つの立場から本当に自分に合うかっこよさを追求していけばいいのです。

アデランスさんはじめとする業界の皆さんは、
カツラや育毛剤を売るのがお仕事ですから、
髪があった方がカッコいい、というスタンスでいるしかありません。

僕としては、髪があった方がいいかもしれないけれど、
それに固執して、発毛剤を使っても効果のない時に焦ったり、
バレるんじゃないかと不安に思うことのネガティブ面があるのだったら、
ハゲはハゲで堂々とかっこよくなる努力をすればいい。
そんなスタンスです。

おカネがあったらものすごく高価で精巧なカツラを着けてみたいかーー
あるとき友人に訊かれました。少し迷い、僕はこう答えました。

「いや、そのおカネでスーツをオーダーするよ」

やっぱり、一度確立した価値観というものは、
そう簡単に崩れないんです。

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薄毛・ハゲのネタは空気を明るく変えてくれる

ハゲの日常生活でよくある光景

ハゲの日常生活でよくある光景

ネタにしてほしい人、触れてほしくない人

前山は、「ハゲ頭は自分からどんどんネタにしよう」と
ずっと言い続けています。

ハゲ・薄毛のあなたを気をつかい、
あなたの周囲の人は「ハゲ」に結びつく言葉を
口にするのをタブーとしてしまっています。

明文化しなくても、暗黙の了解で。

この「暗黙の了解」ってやつは厄介ですね。
いわゆる「空気を読む」ことと同様に、
阿吽の呼吸でその場をこなさなければなりません。

それって、けっこうストレスになるみたいですよ。

「あ、ここの塗装がハゲてる」
「この印刷が薄くなってまして」

と、つい使いがちな言い回しも直前で飲み込まねばならない。

「うちの選手をハゲましてあげよう」

と、意味が違っていても、発音が同じなら避けなければ……。

なんだか大変ですよね。
僕の周囲は気をつかってくれなくなったので、
もうそんな苦労はかけていないと思います。

こんなことを書いているのは、このサイトを読んだから。

「笑ってネタにしてOK!? ポジションで変える「薄毛男子」対処法

こちらによると、

薄毛の男性は、
「同僚や部下に薄毛のことには触れないでほしい」が最も多く(34%)

恋人・妻や友人に関しては、
「明るく笑ってネタにしてほしい」が最も多い結果(42%)になりました。

友人では
「薄毛対策に関するアドバイスがほしい」(21%)

という回答も特徴的だそうです。

積極的ハゲネタで距離は縮まる

アンケートの中で注目したいのは、恋人・妻に関する項目。

「明るく笑ってネタにしてほしい」ですよ。
女性に対するコンプレックスの、大きな原因なはずです、ハゲ・薄毛は。

それを明るく捉えてほしいと願っているのです。
ネタにして笑ってほしいと願っているのです。

そんな冗談を飛ばしてもらえるには、
かなり親密な仲にならなければ、と思ってしまいます。

ふたりが付き合い始めたのは、
ハゲたあとなのかハゲる前なのかにもよります。

前者は、ハゲを承知で付き合っているのですから、
ある程度ハゲという垣根は取り払われている。
だから、ハゲをネタにできます。

問題は後者です。
フサフサの頃に付き合い始め、やがてハゲてきた。
あなたは思うでしょう。

ヤバイ。このまま薄毛が進行したら、
愛想を尽かされて振られるかもしれない。
あなたが結婚しているなら、妻に蔑まれるかもしれない。

そんな恐怖や不安と闘っていることでしょう。

一方彼女は、あなたが薄毛に悩んでいることに勘づいています。
先述したように、「ハゲてる」「薄い」などという、
あなたの頭を連想させる言葉を意識的に避けています。

あなたが傷付くのを、とても恐れているのです。
これは、とても深い愛情です。

もし、そんな兆候を会話の端や日常生活の中で気付いたら、
あなたは彼女の愛に応えてあげるべきです。

思い切って、あなたの方からハゲネタを振るわけです。

 「あれ、ここの電球切れちゃった?
  僕の頭で照らすから、しばらく我慢してよ」

こんな古典的なネタでいいんです。

はじめ、彼女は驚くことでしょう。
そりゃそうですよね、気をつかって避けてきた話題を、
当の本人から言い出してきたんですから。

 「え、ああ。……じゃあそのまま照らしててよ」
  この明るさなら写真撮る時もストロボ要らなさそうね」

とか何とか、返してくれることでしょう。
あるいは、嬉しそうに微笑むだけかもしれません。
その笑みには、さらなる愛情が湛えられています。

あなたは、心がすうっと軽くなるに違いありません。

彼女の口からハゲネタが出るのに、もう時間はかかりませんよ。

 「いいわよね、その頭。シャンプーが楽で」
 「あなたの生え際ってどこなの?」
 「あ、今ハエが滑った」

あなたがずっと抱いていた、「明るく笑ってネタにして」という

願望がここで叶えられるのです。

彼女や奥さんの前でそんなネタを披露できれば、
職場でも友人の前でも大丈夫です。

あなたに気をつかっていたり、遠慮したりの空気が、
がらりと変わることに気付くでしょう。

「こうしてほしい」ではなく、自分から変わること、変えること。
これぞ、ポジティブヘッドの真髄と言えるのです。

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「薄毛を晒す」と「薄毛で装う」は違うのだ

「薄毛をカミングアウトしてモテる」?

どうも世の中の流れとして、
「薄毛を隠さない方がモテる」という
コンセンサスが見受けられるようになってきたようです。

(このブログはそもそもその立脚点で展開しています)

「週刊SPA!」でも採り上げられたように、
思いきってハゲを前面に出している男たちへの
注目度が上がってきているような気がします。

日テレの「ZIP」でもそんな特集があったみたいですね。
その番組は見られなかったんですが、
なんでも「禿げてる白人の映画俳優」が多かったようで。

そりゃま、そうですよね。フサフサの時だって
かっこよかった人たちですから、
素材として顔立ちがいいに決まってます。

それでも、非常にいい流れになってきたとは思います。

しかし。

禿げてる、薄毛、という現状を、
隠すことなく周囲に見せていても、
「何もしない」のであれば努力しているとは言えません。

きついですか?
でも、それこそ「ハゲ散らかしている」に過ぎないんです。
まして、彫りの深い映画俳優顔ではない我々ですからね。

一歩進んで、
薄毛を晒すだけではなく、薄毛で「装う」。

薄毛「を」装う、とすると、ハゲや薄毛を偽装しているように
聞こえてしまうから、言葉って難しい(笑)

閑話休題。
薄毛で装うとは、薄毛を装いアイテムの一部にすることです。
つまり、ファッション・アイテムとして活用しようよ、
という提案を僕はしています。

帽子でお洒落ハゲバリエーション 帽子でハゲお洒落を楽しむ2 帽子でお洒落ハゲに3

たとえば、帽子を活用してお洒落を楽しんでみるとか。
そして、帽子を脱いだときのギャップで、周りの人たちへの印象づけは万全です。

禿げた自分をセルフブランディングする

このブログでも再三ご紹介してきましたが、
「ハゲは天から与えられた差別化ポイント」
という事実を、もう一度みなさんに実感してほしいと思います。

薄毛やハゲをマイナスポイントと捉えるのではなく、
積極的に自己アピールの道具に使っていきましょう。

まずは見苦しくないよう、髪を落とす。
服や小物を、ハゲが似合うものにコーディネートする。

すると、自信が生まれ人生が明るくなりますよ、という
ポジティブな上昇スパイラルに乗ることができるんです。

ファッションについては、ブログの中でいろいろとご紹介しています。
それにともなってのマインドセットの変え方も、
心を込めて書いてきました。

自分の頭をネタにしたジョークを飛ばしたり、
ハゲ頭をお洒落ポイントとして活用したり、
普通のフサフサ男たちにはとうていできない工夫。

そんなことを考えているだけで、楽しいと思いませんか。

フサ男はよほどの努力をしないと、埋もれてしまいます。
でもポジティブ・ヘッドな我々は、そのままアイコンになります。

目立つ、憶えてもらえる。
だからそれに見合う男となるよう進化する。

努力も確かに必要ですが、フサ男のような必死さは、
たぶん必要ないのかもしれません。

「ハゲが必死だな」、と冷笑的に見る向きもあるかもしれませんが、
髪が少なくなるのはもともと進化の過程における必然なのです。

一歩進んだ人類、という大きな見地から、
ハゲであることをポジティブに捉えようではありませんか。

なんだか大きなまとめ方になりましたが、
「薄毛を晒す」ということからの連想で
こんなエントリとなりました。

Keep positive!

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2013年11月7日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ファッション 心と体の健康 髪をめぐるあれこれ

薄毛を隠す人は自信も薄い

ハゲはあなたのアイコンである

ハゲをあなたのアイコンにしよう。コミュニケーションの力も自ずと追いついてくる。

Photo by Vaibhava

薄毛クヨ男はコミュニケーションが苦手

この間ネットで見たのですが、
薄毛を気にしていると、
コミュニケーションが苦手となってしまうという統計があります。

これ、実によくわかります。
要は、薄毛の殻にこもってしまうわけです。
積極性がなくなり、物事が億劫になる。
人と話すことが少なくなり、表情も暗くなりがち。

マイナスのスパイラルに陥るパターンです。

薄毛をクヨクヨ悩んでいる「薄毛クヨ男」だと、
人付き合いも苦手になり、
つかめるはずのチャンスや縁も、逃がしてしまうかもしれません。

髪の毛を残しているから意識してしまうのです。
残している髪は、未練そのもの。
それらがすっぱりと無くなってしまえば、
意識もへったくれもありません。

禿げてるんだから、いいじゃん。
いいじゃん、こんな頭なんだし。
清々しい気持ちで人と相対することができますよね。

逆に、相手が薄毛だった場合、

頭(髪)に関する話題を出さないようにしている:34.7%

できるだけ頭部を見ないようにしている:31.3%

を見ると、相手がずいぶん気を遣ってくれていることがわかります。

しかし、

気にしない:42.3%

という人たちも意外に多いんですね。
この調査は「薄毛の人」を前にした場合。
「ハゲの人」、ひいては「ポジティブハゲ」ではないことにご注目。

堂々とハゲ頭を晒していれば、
そこまで気を遣ってもらわなくても大丈夫なはずです。

双方向のポジティブなコミュニケーション

あなたは、相手にどんな印象を与えているかが大切です。
薄毛で悩んでいるかわいそうな人なのか、
未練を残り髮とともにさっぱり落としている人なのか。

あなたの外観や態度によって、相手の出方も変わります。

そもそもコミュニケーションというのは、
あなたから一方的に話しかけたり、
なれなれしく肩を叩いたりするものではありません。

「双方向」が大切なのです。
だから、相手にとってあなたがコミュニケーションを取りやすいか否か。

話しかけても返事をしてくれなさそうな雰囲気なら、
向こうだってさしたるアクションは興さないでしょう。

ハゲなんか気にしてない、むしろ自分で笑い飛ばしている。
そうやって、話しかけてもらえる「隙」を作るのです。

同性だって異性だって、話が弾む人と話したいですからね。

「コミュニケーション戦略」という言葉がありますが、
髪の毛を落とすということは、まさにその戦略。
あなたをコミュニケーション上手に見せる、その境地へ持っていく、
そのための手段に他なりません。

薄毛クヨ男から、ポジハゲモテ男へ。

相手に気を遣わせることなく、
前向きに攻めようではありませんか。

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2013年10月10日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ザ・ポジティブヘッダーズ 心と体の健康

春は、ヘアチェンジの季節!?

Kくんの汗が不自然だった件

春は、新生活が始まる季節。
新しい会社や新しい部署、新しい学校など、
環境がガラッと変わった人も多いでしょう。

昔、アデランスの広告を作っていた頃、
クライアントからいただいた資料に、
「春はアデランスにするチャンス」
という内容のものがありました。

環境が変わるということは、
今までのあなたを知る人がいないということ。
だから、カツラを着けて行っても、
だれもあなたの髪型が変わったことがわからない。

というものです。

なるほど、と思いました。

ハゲからフサフサへ、ではなく、
はじめからフサフサの人、
という新スタートが切れるのです。

ある男のことを思い出します。

Kくんという、制作会社で営業マンをやっていた若者です。
年の頃は、30前後。
僕の勤めていた会社の担当でした。

そのKくんは、誰が見ても「ヅラ」だったのです。

当時の髪型はオールバック。
これ、生え際がくっきりと出てしまうから、
どう考えてもカツラでは難しい髪型です。

「生え際の魔術師」と謳っている製品もありましたが、
きっとバカ高いに違いない。

Kくんはまだ若いし(気の毒に……)、
お給料だってそれほどもらってなかったでしょう。

だから、そんな「魔術」がかけられる生え際を
手に入れることはできなかった。

つまり、バレバレ。

口の悪い同僚は「ニセの黒髪」などと
陰で呼んでいたものです。
とても穏やかで好人物でまじめなKくんに対して
失礼極まりないですよ、ええ。

ある夏の日、Kくんが営業に来ました。
「いやー暑いですねぇ」
額の汗をハンカチで拭います。

しかし、よく見ると、汗の流れ方が不自然。

生え際の「下」から汗が突然現れてくるのです。
頭にかいた汗が、カツラの裏を伝わって
額に流れ出てきたんでしょう。

生え際から突然現れる汗に、周りの視線と疑問が集まる

当時はまだ禿げていなかった僕ですが、
頭皮とカツラ間の温度上昇は察することができます。

見て見ぬ振りは、つらかった。
Kくんはもっとつらかったでしょうが……。

転職で、髪型が変わった

さて、そのKくん。
ある日「転職することになりました」
と挨拶に来ました。

聞くところによると、同じく制作会社の営業。
しかも、僕のいた会社をそのまま担当すると。

いわゆる「仕事を持って移る」というやつです。
転職者にとっての手みやげというか持参金。
なかなかやり手です。

退職を前に有給消化で休んでいたらしく、
僕たちの前に再び姿を現したのは、
挨拶から2か月近くしてからでした。

ええと、Kくん?

現れたKくんの髪型は、
オールバックから真ん中分けのサラサラヘアに
変貌を遂げていました。

「いやぁ、雰囲気変わったねえ……」
「んーと、爽やかになった感じ……」

口々にイメージチェンジに
触れはするものの、それ以上はつっこめない。

みんな、わかってたんですよ。
カツラを換えたってこと。

冒頭にも書いたとおり、
転職はカツラをかぶる絶好のチャンス。

誰もあなたを知らなかったから。

だけど、僕らはじゅうぶん知っている。
Kくん、君がカツラということをね。

だって、仕事先は変わらないんですから。

あ、でもでも。
Kくんはもしかすると、
僕らが気付いてないと思ってるのかもしれない。

だから髪型チェンジくらいの気持ちで
カツラを換えたのかな。

オールバックのカツラから真ん中分けカツラへつけかえたKくん

有給を取っている間に、
カツラメーカーで作ってもらっていたのか。

いずれにせよ、
職場が変わると気持ちも変えたくなるという
好例でございました。

もうずいぶん会ってないけれど、
今でもかぶっているのかな。

このブログを読んで、
ポジティブに変わってくれたらいいんですけど。

おーい!

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2013年4月16日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:育毛・増毛・発毛・カツラ

「週刊SPA!」の取材を受けました!

「愛されハゲ」のページに前山が登場予定です

先週、「週刊SPA!(扶桑社)」のライターさんから連絡があり、
今度「愛されハゲ」の記事を作成するのでぜひ取材を、とのことでした。
この「ポジティブヘッドのススメ」が検索でひっかかったようです。

「SPA!」ですよ、「SPA!」。
電車の中吊りもよく掲出している、メジャー週刊誌です!

「ぜひぜひ」って感じで返事をして、事務所まで来ていただきました。

当日、僕はブログに載ってる写真と同じコーディネーションで。
前夜気合い入れてキレイに散髪した頭。同じ長さに揃えたヒゲ。
(ベリーショートのワンレン(笑))

SPA!からはライターのTさんと、カメラマンのYさんがお見えになり、
インタビューは始まりました。

どんな記事になるかは本誌をご覧いただくとして、
僕の髪の毛遍歴、「モテハゲ」になったプロセスや、
マインドセットの重要性なんかをお話ししました。
「ハゲはモテるぜ」ということを、アピールできたでしょうか。

写真もぱちぱち撮ってもらいました。
中吊り広告に使われたらどうしよう、なんてね(笑)

僕が載る予定の「SPA!」は、2月19日(火)発売とのこと。

みなさん、ぜひ書店・コンビニ・キオスクなどでご購入ください!
「モテハゲ」「ポジティブ・ヘッド」、広めましょう!

「日刊SPA!」はこちら

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あまりにも痛すぎる。ハゲをネタにするにも程がある

これをポジティブと呼ぶと、怒りを呼ぶぜ

ネットで見つけました。
「おかしいだろ…… 4ドルで買えるカツラが吹っ切れすぎな件」
ITメディアさんの記事です。

わざわざクリックして見る価値はないと思いますが、
どんな内容かというと……

わずか4ドルのカツラが売られている。
それはビニール製。空気を入れて膨らますと、横分けのような髪型のカツラとなる。
空気を吹き込むバルブが頭頂部にあり、固定するためにあごの下をゴムひもが通っている。
なんというか、ビニールの空気座布団を黒く塗って頭に載せたような感じ。
カツラというか単なる被り物。ジョークグッズだと思います。
パーティやなんかで禿げた人がかぶって、自虐ギャグをかますんでしょうね。

周囲をもバカにしているビニールカツラ

見るのもイヤだけど、さらしてしまおう。でも意外とパーティシーズンに売れたりして(笑)

だけどさ、これでどうやって笑えっていうの?
コントの小道具にでもしないと、見せられた方も反応に困るでしょうに。
会社の忘年会かなんかで、これかぶったハゲ上司に「お疲れちゃーん」とか言ってビールを注がれても、
「はあ」とあいまいに笑うか、「課長、いけてますね」と泥舟に乗り込むような蛮勇をふるうしかないでしょう。

自らのハゲをネタにするのも、ポジティブ・ヘッドの要件であります。
だけど、こんなに不完全で中途半端で質の低いギャグはいけません。

しかも、記事の書き方にも問題があります。
「これなら周囲も優しい態度で接してくれる」
「薄毛に悩む人は一度試してみては」
などという、ほとんど感情のこもらない書き方で綴っています。
ライターにしても、どう扱っていいかわからなかったんでしょう。
(だったらネタにするなよ)

一見面白そうに見えて、だんだん暗澹たる気分になってしまったのでした。

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禿げた人を相手にビジネスするには?

何という一面的な見方なんだ

よく、ビジネスに関するメルマガが届きます。
役立ちそうだなと思って登録すると、勝手に他のメルマガも登録されてしまったりして、
スパムみたいに増えてくることもあります。
「女性にモテるには」なんて内容のメルマガも届き始め、
初めは興味半分に読んでいたんですがあまりに普通のことしか書いてないので
すぐに購読停止。
アフィリエイト・リンクが張り巡らされているので、
モテたい人は藁にもすがる思いでクリックしてしまうんでしょうね。

そんな有象無象のメルマガを整理していたら、
「ビジネスの相手が禿げている場合の心得」みたいな内容のものを発見しました。

以下大意。
ハゲは、男性ホルモンが豊富に分泌されているから精力的な男が多い。
しかしビジネスの場面でハゲに遭遇してしまったら要注意。
彼らは高確率で凶暴であり威圧的である。
コンプレックスと開き直りが同居しているやっかいな相手だ。
論理的なハゲなら論理的に、
感情的なハゲは持ち上げて甘えてみよう。

だって。
アホくさ~。

凶暴で威圧的なやつが論理的な展開をするのか?
持ち上げられ甘えられていい気分になる馬鹿はハゲに限らないだろう。

ネタに困ってひねり出したに違いないですね。
外観から判断しているだけ。
それにしては一般論を書いているに過ぎない。
こういう小者が「ビジネス塾」なんてのを堂々と開いているのだから呆れます。
メルマガはひねったタイトルも多いので、つい読んでしまうんですよね。
時間の無駄だった。
それをネタにこのブログを書いている時間も無駄かもしれないです(笑)

しかしポジティブ・ヘッドには、コンプレックスと開き直りは同居していません。
言葉も間違っている。「開き直り」ではなく、「克服」です。
そんなことを知っていただければ、下らないメルマガをネタに採り上げた意味もあるってもんです、はい。

禿げた男は凶暴で威圧的なのか?

前山だってビジネスマンです。さあ、禿げた男は凶暴で威圧的で論理的で感情的なんでしょうか。

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同窓会での頭髪リサーチ

頭が気になる年頃のハゲッぷり

40になったばかりの頃、高校時代の同窓会がありました。
学年全体でやるのは、おそらく初めて。
卒業以来25年経っていましたから、四半世紀ぶりに再会した人もいるわけです。

その頃僕は、まだポジティブ・ヘッドにする以前。
丸めるかどうか逡巡していました。
季節は正月。寒いのをいいことに、ニットキャップをかぶって出かけました。

何度か会っていた同級生の顔は、もちろんわかります。
でも卒業以来初、という人はもう全然わからなくなっていて。
「誰だっけ」と思いながら胸の名札を見て、「ええ!」と驚いたりね。
それは向こうも同じで、お互いに驚いた顔で指さし合うなんてシーンを繰り返していました。

社会の中堅と呼ばれる年代で、それぞれ責任もあるでしょう。
家族の存在もずっしりとのしかかっているでしょう。
だから、ストレスも相当なもの。
つまり、それが頭髪にも影響を与えているのだろう。

会場で、僕はニットキャップをかぶったままみんなの頭を観察していました。
もちろん、まだまだふさふさの連中も多い。
半白髪になっているけれど、生え際も若干後退しているけれど、
しっかりと髪は残っているという羨ましい連中。
だけど、半分近くの男たちはそれなりに悩みを持っているような頭でした。

いいぞいいぞ。
僕は、人の悩みが蜜のように思えていたのです。
お前らも悩んでいるだろう。もっと悩め。
俺のようにな……。

同類であるがゆえのひねくれた共感。
やな心理ですね。

でも、だんだん気が楽になっていきました。
自分一人じゃないんだよ、ね。
それなりに禿げたり薄くなったりしている連中の、ありのままを見た気になりました。

自然で行こう。このままでいいじゃんか。

同窓会後半、僕はいつしかニットキャップを脱いでいたのです。
ポジティブ・ヘッドへつながった、忘れがたい夜でした。

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ポジティブ・ヘッドまでの長い道~その3

空き地が飛び地した

抜け毛、若ハゲの原因は、一般的にストレス・食生活・遺伝と言われています。
男性ホルモンが抜け毛に作用するなんてことも聞きました
DHT(ジヒドロテストステロン)という耳慣れない物質がその原因であると、AGAのサイトに出ていました。
そのへんについてはまた稿を改めて説明していきたいと思います。

さて、父親がヅラであることを知ってしまい、遠からず自分に訪れるであろうハゲの日々を憂鬱に思う時代が続きました。

歳は30代にさしかかった頃。
男にとってこの年代、会社ではそろそろ「中堅」と呼ばれ始めます。
ある程度のボリュームの案件を任されたり、後輩や部下ができて責任も増す頃。

僕は、部下はいなかったものの仕事量がドンと増えました。
バブルはもう弾けていたけれど、まだまだ世の中にゆとりがありました。
「これ頼むよ」「あさってまでね」なんて具合に、あれこれ頼まれ毎日遅くまで残業する毎日でした。

いくらお気楽な性格でも、仕事がうまく行かなかったり、トラブルが発生したりして、ストレスは当然のしかかってきます。

私生活でちょっと大変なこともあり、そんな積み重ねが髪によくなかったんでしょうね。
「空き地」ができたと前に書きましたが、その面積が30代半ばにさしかかると急速に増えていきました。

そして、ある日。
何げなく洗面所で「合わせ鏡」をして頭頂部を見たら……。

つむじの周囲に、地肌が見えていました。

何かの見間違いかも。光線の加減かも。
そう信じたくて、というか、もう一度確認するのが怖くて、
手鏡を伏せて会社に出かけたのです。

床屋さんの思いやり

30代の当時髪を切ってもらっていたのは勤務先に近い、銀座にある古い床屋さんでした。
大正生まれのご主人(もう今はやってないでしょう)から
昔の銀座や東京の話を聞くのがとても楽しみでした。

「合わせ鏡事件」があってから初めて髪を切りに行ったとき、思いきって訊いてみました。
「頭の上の方、薄くなってませんか」
ご主人はハサミをしばし止め、「いや、そうでもないですよ」と答えました。
あれ、やっぱり見間違いだったんだ。
「そうですか、ああよかった。ちょっとそんな気がしたんで」
しかし胸をなで下ろす僕にご主人は、
「前山さんの歳だったら、このくらいの人はたくさんいますから」
と気になることを言ったのです。

「このくらい」って?

ご主人は頭の上の方を指し、
「つむじの周りがね、年相応になってきたってことですよ」

愕然としました。

言葉を失っている僕にご主人は、
「前からね、ここをカバーするように切ってたんですよ。後ろに流せばまだまだわかんないから」
と、ここ最近の技術的な解説をしてくれました。

そんなことは、ちっとも知らなかった。

長くもなく短くもない長さで、センターから何となく分け、後ろに流すようにセットしてもらっていました。
髪はまだ太くて硬かったからムースなんかを付けて、ややしっかりと固める感じ。
僕が注文を付けたわけではなく、ご主人が「こうしましょう」と言ってやってもらっていたのでした。

「こうしましょう」には、「こうすれば薄毛が目立たない」という思いやりが含まれていたのですね。

後で振り返ればとてもありがたいことなのですが、ショックを受けていた僕は、
何を答えてどうやって帰社したのか、まったく憶えていません。

「とうとう来た」というそのことだけが、頭の中を駆け回っていました。
(つづく)

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