球界一のポジティブヘッド

「禿げましておめでとう」

山下大輔。
野球界でポジティブヘッドと言ったら、この人をおいて考えられません。
静岡県の名門・清水東高から慶應大学、そしてドラフト1位で大洋ホエールズに入団。
慶應では首位打者を獲ったりベストナインに選ばれたりの活躍。
エリートコースを歩み、プロ入り後はショートを守りダイヤモンドグラブ賞を通算8回獲得。
しかも、実家は手広く事業を営んでいるお金持ち。

ルックスもいいし、ホエールズのプリンスとして大いに歓迎された選手です。
ちなみに、この年からユニフォームは上がオレンジ、下が緑という、
見方によっては派手派手なカラーリングになりましたが、
蜜柑とお茶という静岡の2大名産をイメージしたのだとか。
これは山下家への最大の敬意というかおべんちゃらというか、そんな意図が背景にあったとかなかったとか。
でもこの色、われわれの世代にとっては「湘南電車カラー」ですね。

往年のホエールズカラー

見るからに明るい、往年のホエールズカラー。今でも浜スタあたりではこのキャップをかぶった人を見かけますね。

さて、そんな山下選手、1977頃から髪に悩みを抱え始めたそうです。
野球選手って子供の頃から帽子やヘルメットをかぶり、夏の炎天下ではその中が蒸し風呂のような状態になっているせいか、
サッカー選手よりも禿げ率が高いような気がします。
(単なる主観です)
アートネイチャーのCMには、衣笠祥雄や高木豊、さらに落合博満といった各氏が出演しています。
AKB48の倉持明日香ちゃんのお父さん・倉持明さん(元ロッテ)も出てましたね。

しかし、我らが大ちゃん、アートネイチャーからのCM出演依頼をきっぱりと断った。
(その代役が衣笠さんだったという話です)
まっすぐな明るさが取り柄の山下さんですから、自らの頭を隠すことはしたくなかったのでしょう。

「大ちゃん語録」なんてのもあります。
・正月の取材で帽子を取り「禿げましておめでとう」
・選手たちに「僕の頭のように怪我(毛が)無く、明るく、輝いてほしい」と訓話。
・風が強い日には、「僕のヘアスタイルも乱れがちで」
・横浜スタジアムの芝の張り替え工事を指して「ヘアースタイルが変わったようなもんでしょ?」
・楽天のヘッドコーチに就任した時には「チームを自分の頭で明るくしたい」。
・「私は(スキン)ヘッドコーチ」
・「昔はノーエラーの山下、今はノーヘアーの山下です」
etc.
どうです、すごいでしょ。
自分の頭をここまでネタにできるのか、と感心しました。

前にも書いたように、「Break the ice」――つまり自分の頭への気づかいを、
自らが壊してあげるということを、積極的にやってくれているのですね。

ここまではできないけれど、大ちゃん的なポジティブさを少しでも身に付けていきたいと思います。

ちなみに、落合博満さんもスキンヘッド的なんですが、自らの頭についての
ギャグは、あまり聞いたことがありません。
球界での成績が偉大すぎるからなのでしょうか。

我らの目標・山下大輔氏

颯爽とスーツを着こなしグラウンドに立つ、我らが大ちゃん。
福々しく、明るく、輝いていますね。

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