「アエラ」の、気になるタイトル

不安を煽られ、つい買ってしまった

朝日新聞社が発行している「AERA」って雑誌ありますね。
その出版広告が新聞に出てました。
2013年6月10日号。

「本当は怖いEDとハゲ」
――男の悩みの双璧を並べ、「怖い」ですと?
なんだなんだ、何が怖いんだ。
禿げてると命を縮めるのか……。

つい買ってしまいました。

問題の記事は、巻頭のカラーページ。
「立て、全国のEDとハゲよ」と大見出しが踊っています。

おお~、ハゲも立ち上がらねばならぬのか。

まずはEDについての記事。EDの原因や実情を分析し、
「糖尿病や心臓病患者がEDも併発している」という事実。
――怖い、たしかに。

パートナーとの関係が悪化する。
――そりゃまそうでしょう。

ストレスも引き金になる。
――よく言われてます。

女性は、EDになったら打ち明けてほしいと思っている。
――言えないよね~。

ED薬を処方してもダメな場合がある。原因の特定は難しい。
――結局、「男はつらいよ」なのか?

EDに関しては、とりとめのない記事、という感想です。
ただ、「あなたの夫、恋人がED、ハゲならどう思いますか?」
というアンケート結果が載っていて、
トータルでは「ハゲよりEDの方がイヤ」となっています。
サンプル回答の中では「ハゲよりEDの方がいい」
というのはゼロでした。

薄毛・ハゲへの不安を煽る関連商品

さて、続いてハゲの方を読んでみました。

日本皮膚科学会のガイドラインで
効果が確認された「Aランク」の成分は、
ミノキシジルとフィナステリド。
――「リアップ」と「プロペシア」の成分ですね。

発毛クリニックで、その2つを「内服」させている。
――記事にもあるけど、それは問題だそうです。

頭皮ケアシャンプーは「発毛、育毛」とは謳っておらず、
土壌をちゃんとさせる目的。
――薄毛不安戦略、なのだそうです。

アデランスも、育毛サービスに力を入れている。
――え、僕がかつてコピーを書いていたカツラの雄が!

カプサイシンやイソフラボンが髪の毛を成長させるもとになる。
――プロペシアとの併用で効果があるらしい。
単に激辛ラーメンを食べてるだけじゃダメですね。

さらに、後ろの方のページにも特集あり。
EDとハゲについてのアンケート結果です。

上にも書いたように、
「EDの方が許せない」という意見が多いです。

あと、「ハゲへの不安は作られたもの」という識者の意見。

「古来ハゲは文明的で、精力が強く男らしい、と見られていた。
ところが、消費文化の中で誕生した薄毛関連商品がヒットし、
自分は薄いんじゃないか、ハゲなんじゃないかという
不安が社会に定着していった」と。

薄毛・ハゲの関連商品が劣等感を生み出し、
それの改善欲望を刺激すると続いています。

広告戦略に、「恐怖訴求」というものがあります。
「これを使わないと大変なことになる」と
脅しをかけることで、購買につなげるわけです。

薄毛・ハゲ商品は、まさにこれですね。
禿げたくなければ、買いなさい。

でも、「リーブ21」は「発毛の喜び」という切り口で、
恐怖とは反対の、ポジティブなアプローチをしてます。
これはいいことだと思います。

さて、ハゲとEDを比べて、ハゲの方が救いがあるという
結論になったわけですが、両方に当てはまる場合はどうしましょう。

ハゲなら、「頭を丸めろ」というアドバイスができるのですが、
EDの場合は微妙な問題だけに、難しいですね。

ただ、テストステロンの分泌が多いハゲは、
男性ホルモンの働きも強く、EDにはなりにくいんじゃないか。
自分では、そう思っています。

だから、両立しているケースは少ない、と結論づけました。

みなさん、AERAのアンケートを信じるなら、
禿げても女性にはNGを出されることはないそうですよ。

それが「EDよりはマシ」程度だとしても、
ハゲ散らかさず、いつも通りスカッと決めていれば
少なくともあなた自身は、モテハゲを自認し続けられるのです。

ハゲとEDではハゲの方が高評価

表紙はオシャレ坊主の市川海老蔵さん。ハゲ・薄毛とは縁がなさそうですが。

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2013年6月5日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:育毛・増毛・発毛・カツラ

ポジティブ・ヘッドまでの長い道~その4

「アブラ断ち」は無理だった

床屋さんの思いやりから自分が知ることとなった、薄毛。
「ナポレオン型」の予言もあり、いつかは来るだろうと思っていましたが、まさか頭頂部がこんなに早く進行し始めるとは予想外でした。

どうしよう。
街中や電車の中で、つい同じ年代の男性の頭に目が行くようになりました。
薄くなってる人、かなり禿げてる人、結構います。
何かみんな、同志に見えてきました。

僕のように前から持ってきた髪でつむじあたりをカバーしている人。
横分けにした髪で隠している人(もうちょっと進行するとバーコード)。
そのままにして、薄い部分を露出させている人。

しかし、何とか食い止めなければ。

シャンプーを自然素材のものや髪にいいとされているものに換え、
いつも頭皮を清潔に保つようになりました。
花王から「サクセス」という男性スキンケアシリーズが登場。
その育毛トニックがジェットのように噴射するので気持ちよく、
愛用していました。

しかし、ストレスの原因となっていた多忙な仕事は変わりませんし、
頭皮マッサージがいいとわかっていても、つい面倒になってしまいます。

何より、極力摂らない方がいいと言われている油分は、しっかり毎日摂取していました。
なぜかというと、ラーメンの食べ歩きにはまっていたからです。
「ラーメンをやめるくらいなら、禿げた方がマシだ。いやマシマシだ」
周囲にこううそぶいていたのです。

きっと、もう周りの人たちも頭頂部のことは気付いていたのでしょうね。
うっすらと同情を浮かべた微笑しか返ってきませんでしたから。

「ミノキシジル」が頼りとなった

さて、そうこうするうちに40代となった世紀末、画期的な発毛剤が登場しました。
1999年、大正製薬から発売された「リアップ」です。
当初は血管拡張剤として開発された「ミノキシジル」を含み、発毛効果があるとされた最初の薬品です。
アメリカではこれを5%含んだ「ロゲイン」が先に発売されていましたが、
日本では1%までしか認可されなかったので、
「リアップ」はやや効果が薄いのかなとも思いました。

しかしこれが大ヒット!
いかに薄毛に悩んでいる男性が多かったか。
店頭では品薄状態が続き、「リアップ現象」などと呼ばれました。

僕もいろいろと手を尽くしましたが手に入らず。
ある時大井町でラーメンを食べた帰りに薬屋さんの店頭に「リアップ入荷」の貼り紙があるのを見て、速攻買いましたよ。

ラーメン食べた直後っていうのが何とも泥縄ですが。

薬効が証明されているのだから絶対効くはずだ。
そう信じて、毎日せっせと使いました。
「前頭部にはあまり効果がない」とも言われていましたが、
俺の問題は後頭部である、と一点集中的に付けていたのです。
二兎を追うハゲは一兎をも得ず。

アメリカへ出張に行った友人から本家5%の「ロゲイン」をお土産にもらい、
よし、これで5倍効くだろうと朝晩2回のお勤めは欠かしません。

すっかり得意になった合わせ鏡で、頭頂部から後頭部のチェックを怠らない毎日でした。

さて、果たして効果はあったでしょうか……と書いても、今の僕を見れば結果は明らかでしょうが。

(つづく)

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