ふりかけ式の髪の素?

これは秘薬か!? 薄い部分にサッとかけると髪が出現!

 

昔「アデランス」の広告を作っていたとここでお話ししました。
当時は、有名タレントを起用して「実は僕も」というカミングアウトによって
驚きとともに親しみ感を醸成するという戦略だったようです。

アクションスターだった藤巻潤さんや、若原一郎・若原瞳親娘なんかが出ていたと
記憶しています。若原一郎さんは、「おーい中村君」という往年のヒット曲のある歌手ですね。
蛇足ですが、この曲は氷川きよし君がカバーしてます。

新聞広告などのコピーを書くにあたり、ご本人の談話などの資料を読み込みました。
その中に、「以前は薄くなってきた部分の頭皮に黒い『チック』を塗って目立たないようにしていた」
という一文がありました。
(チックとは整髪料の一種で、ポマードを棒状に固めたようなシロモノです。今ではあまり見かけませんね)

髪のボリューム感と黒々さ加減がすごいですね。

ステージライトで熱せられて、溶けて垂れてきたなんていうこともあったとか。

唐突にこんなことを思い出したのは、あるTV-CMを見たからです。

「スーパーミリオンヘアー」という商品です。夜中の通販番組でご覧になった方も多いかも。

残っている髪に細かい髪の素を振りかけて、静電気によってしっかりとくっつけるという方式です。
増毛というかかさ上げというか、髪を盛るという感じですね。
お相撲さんの着ぐるみを着て身体を大きく見せる、みたいな。
昔からこの方式の増毛法はあったようで、TV-CMも何度か見かけています。

増毛の秘薬

ふりかけのように髪にかけ、髪を作り上げる増毛の秘薬
(ミリオンヘアーのサイトより)

でもま、これは残っている髪があってこその増毛法。
残り毛に結びつけるアートネイチャー社のマープ増毛法と同じですね。

だから、髪がなくなってしまったら使えない。
これを悲しいことととらえるか、こんな面倒くさいことは髪が残っててもイヤだい、
とポジティブにとらえるか。

僕の場合は、若原一郎さんの「黒いチック」を思い出してしまい、
「ここまでしなくても」という考えであることを確認できました。
チックの話を聞いた時の「涙ぐましさ」も漂ってきましたし。
涙は似合わぬ、ポジティブ・ヘッド。

さっぱりと頭を丸め、前を向いて新しい年を迎えようではありませんか。

ねっ。

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