ハゲへの嘲笑には知的な反撃を

偏見と先入観は日本の教育が悪い

ところで、ハゲの皆さん。
皆さんは、面と向かってハゲをからかわれたことはありますか。
あるいは、馬鹿にされたり罵倒されたり。

環境にもよるかもしれませんが、僕は何度かあります。
今みたいなポジティブヘッドになってからも、です。

あとは、たとえば2チャンネルのような場。

あそこのハゲ・ヅラ板をのぞいたことありますか?

本来はまじめに悩んでいるハゲや薄毛の人たちの情報交換場だったはずです。
しかし、いまや「ハゲ死ね」「ハゲキモイ」「ハゲもう終わり」といった、
ここにも書ける言葉から、とても書けない言葉が満ちあふれています。

ハゲ罵倒を書き込んでいるのは、もしかしたらハゲ・薄毛そのものかもしれない。
ハゲ罵倒を書くことで、ストレス解消しているのかもしれませんね。

免疫を持っていないハゲは、見ないでください。
本当に、心をやられます。

耐性が付いた僕でさえ食欲がなくなりましたもの。

人と違うことの排除、
横並び意識、
出る杭は打たれる、

そんな鋳型をもって教育を進めてきた日本。

それがハゲへの嘲笑や罵倒につながっているのではと、
本気で思っています。

でも、僕たちポジティブヘッドは、
ハゲへの嘲笑に正対した反撃をしてはいけません。
暴力には暴力で返すのと、同じことだからです。

ハゲへの罵倒・嘲笑は、たいていの場合何の考えもありません。
脊髄反射的に「ハゲ死ね」と言っているだけです。

ですから、そんな低次元の言葉を超えることは容易です。
切り返すことで相手を低く見、優位に立てるわけです。

僕たちが優性な人間であることを主張する機会が、
向こうからやってくるのですから最大限に利用しようではありませんか。

では、切り返しの例をいくつかご紹介します。

切り返しは知的ゲームだ

罵倒:「このハゲ!」
返し:「はい、呼びましたか」

解説:脊髄反射には真っ直ぐな返事で返しましょう。
この言葉を口に出した人間は、おそらくIQが相当低いと思われます。
僕たちが「何だと!」と反撃することを思い描いていて、
「何だじゃねえぞ、このハゲ」
と続けようと思っているに違いありません。
いや、すべて脊髄反射でこなしていくから、
あらかじめ考えてもいないでしょう。
彼らの世界では、こういったやりとりが昂じて
暴力による解決へと発展していくわけですから、
冷静な反応は全くの不意打ち効果を発揮します。
今まで相手にしてきた低IQの同類ではない、
違った人種に雑言を浴びせかけたことを悟るでしょう。

 

罵倒:「うわっ、眩しい!」
返し:「写真撮るなら露出オーバーに気をつけて」

解説:これもよく聞きますね。
もちろん、禿げている部分が光線を反射しているさまを
からかったものです。ひねりがない、単なるステレオタイプの言動です。
この言葉を発する人間は必ずしも低IQとは限りません。
単に想像力や言葉を創り出す能力がないだけなのです。
ここはひとつ、ちょっとインテリジェンスを感じさせる反撃を。
露出オーバーとは、ご存知のように写真撮影の際に、
光量が多すぎて画像が白っぽくなってしまうことです。
つまり、写真の原理をある程度知っていないと理解できない返しです。
相手にとってもそれは同じ。たとえその場が写真撮影とは無関係でも、
ちょっとした知識が必要なフレーズで返せば、相手のインテリジェンスを
認めたことになり、ちょっといい気分にさせてあげる効果も期待できますね。

罵倒:「ハゲは非モテ」
返し:「少なくとも、君よりモテるハゲはいっぱいいるよ」

解説:言外に「僕もモテるよ」「君はモテないよ」と匂わせている反撃トークです。
ハゲ=非モテという、まるで一面しか見ていない人間に対して、
どう反撃してイニシアティブをとるか。
それには、言葉の中に「毒素」を盛り込むのが有効です。
フサフサだからモテるというわけではないのです。
髪の心配がない君がモテないのはどうしてだろう、と。
そして、ハゲでもモテている俳優やタレントの名前を挙げてみます。
相手は必ず言うでしょう「それは俳優だからだろ」。
またしても一面しか見ていない発言です。こんな薄っぺらい人間を論破するのは
時間の無駄遣いかもしれませんが、売られた喧嘩です。買いましょう。
まずは相手を、植え付けられた先入観に支配されている、
かわいそうな人間と思いましょう。喧嘩の必勝法は、熱くならないこと。
モテる要素とは何かを、そこで説くのです。
個性、差別性、優しさ、自信、思いやり、そしてカネ。
これぞ、ポジティブヘッドが所有しているものに他なりません。

いかがですか。
代表的な例を3つ挙げてみました。

この通りに返さなくても、その都度アレンジして使えるものばかりです。

この他にも、僕の中にはまだまだストックがあります。
そして、それらを日々実践して使用しています。

いつか日の目を見させてあげたい。
そう思っています。

その機会が来たら、真っ先にここでご報告しますね。

また、「俺ならこんな返しをするよ」という例を教えてください。
お名前とともに発表させていただきます。

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カット代7500円——高橋克実さんの高級ヘアカット

高橋克実のベリーショート

これは「髪の毛ぼうぼう」の状態らしいです

「タモリ倶楽部」でその詳細が

俳優の高橋克実さん。
薄毛を隠すことなく、それを個性として存在感を強めている人です。
ドラマや映画以外にも、バラエティで軽妙なやりとりをしてますよね。

あの頭にしたのは、2004年だそうです。
それまでは、薄毛を隠すために不自然な髪型をしていたとか。

もし今のような坊主にしていなかったら、
ヅラをかぶっていたのかもしれない、と勝手に推測しています。

その高橋克実さん、坊主がちょっと伸びたくらいの髪の長さです。
そして、美容院でカットしてもらっているという。

てっきり自分でバリカンか何かを使ってキープしているのかと思いました。
さすが、売れっ子俳優です。

去年、そんな情報をネットで見て、ブログのネタにしようと
しばらく暖めていました。

そしたら先日、「タモリ倶楽部」で実際にカットしている美容院へ行き、
その一部始終を紹介していました。

あ、この内容もプラスすると面白いかも。
そんなわけで、番組の模様も混ぜながら書いてみます。

場所は南青山。
オシャレな美容院が立ち並ぶ、いわば激戦区です。

番組はタモリさんとTKOの2人が高橋さんと一緒に美容院を訪れ、
カットの過程であれこれと茶々を入れて進行していくというスタイルでした。

美容院は、高橋さんの事務所社長が行きつけの店。
そこで高橋さんも切ってもらっていたそうです。
店長の長谷川さんという方が専属で、もうずっと担当とのことです。

ベリーショートはハサミによるカット

番組では、高橋さんの髪が薄くなったあたりのエピソードが面白かったです。

薄くなった頭頂部をカバーするために九一分けのようなスタイルにしたのはいいが、
風が吹くとそれが蓋のようにパカパカと動き、
「ジッポー」というあだ名がついた。

ダイビングのシーンでは水中で髪がバラッとなるのを防ぐために
黒いネットで固定して撮影に臨んだのだが、
水の中でもまったく髪型が変わらず不自然だった。

そこでついに、事務所の社長に髪を切るように命ぜられたのだそうです。
しかも彼女の目の前で。

断髪式ですね。

そして切った髪を持って帰ろうと思ってると、
「ああ気持ち悪い。あんた持って帰ろうとしたでしょ。早く掃いて」
と言われたのだとか。

でも、タモリさんは「周り的には気楽になったよね」と。

そうなんですよね。

薄らハゲ時代は、周囲の人間はいつ切るかいつ切るかと
気を揉んでいるし、頭髪の話題は「ハゲ」という言葉に触れないよう、
とても気を遣っているわけですよ。

高橋さんは「未練たらたらでした」と言うけれど、
周囲にとっては「やっと髪の話題に触れられる」と安堵したんです。

そんな笑いを交えながら、ヘアカットは進みます。
ヘアスタイルは「ベリーショートに」。

確かに。間違っていません。
モノは言い様です。

そして、刈る器具にもこだわりがあります。

僕らは普通バリカンで刈りますが、
(TKO木下さんもバリカン派です)
高橋さんは長谷川店長によるハサミのカット。

「バリカンとカットでは味が違う」が、高橋さんの持論です。

何だかよくわかりませんが(笑)、刈り込む部位によって
長さを微妙に変えているような感じですね。

カットの後はシャンプーですが、それはヘッドマッサージの要素を含むもの。
ヘッドスパとも言えるでしょうか。

ここでも知らないうちにプロからタモリさんやTKOにチェンジして、
頭をゴリゴリとこするというイタズラも交えます。
でも気持ちよさそうだったなあ。

そして最後は「ブロー」。
これも、いろいろと突っ込まれていました。

いやあ、ハゲのヘアカットだけで30分番組が持ってしまう。
これは超一級の突っ込み芸を持つタモリさんのチカラと、
高橋さんの自虐的なギャグによる化学反応です。

ハゲはやっぱりネタになるなあ。
そう思った30分間でした。

ちなみにカット代は、ヘッドスパを入れて7500円(税別)。
月に2〜3回は行くそうです。
ヘッドスパ代と考えれば……やっぱり高いなあ。

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2014年9月8日 | コメント/トラックバック(0) |

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「ヅラ疑惑」と言うが、「疑惑」って何だろう

偽装することがすべての根源

あの番組の司会者、やっぱ怪しいよね。
あの俳優、やっぱ被ってるよね。
あのアナウンサー、分け目が不自然だよね。
あの容疑者、そうだと思ったらやっぱり。
あの県会議員もそうらしいよ。

などなど、お茶の間に映し出される男たちの頭は、
常に「ヅラチェック」の視線に晒され、
いったん怪しいとなると「ヅラ疑惑」「ハゲ疑惑」という言葉で
形容されてしまいます。

でも前から思っていたんですが、
「疑惑」って言葉でいいんでしょうかね。

大辞林によると、「真偽や正・不正についてのうたがい」とあります。
「ロス疑惑」「談合疑惑」「汚職疑惑」と、
さまざまな疑惑が、ニュースで報じられてきました。

こういう使い方は、本来の意味に合っていると思います。

しかし「ヅラ疑惑」はどうなのでしょうか。

ヅラ=カツラ=偽の髪の毛という流れで使われているのでしょう。
つまり、偽物を認めない、偽りをよしとしない。
偽装流行りの昨今、これは健全な感覚である証拠かもしれません。

ハゲ揶揄の感情が見え隠れしている

しかし、疑惑はその他にも「ホモ疑惑」「レズ疑惑」などとも使われます。
ストレートを装っているのですから、偽装と言えなくもないでしょう。
ただ、気になるのは「揶揄の要素」がそこに介在していることです。

ユーモアを込めた使い方、というのはわかります。
でもマイノリティに対する差別、からかいの感情がそこにある。

異質なものを認めず、すべて暴き立てようという弱いもの叩き心理が、
ハゲ疑惑やホモ疑惑などの言葉を借りて垣間見えてしまいます。

揶揄、からかい、蔑み、はやし立て。
「やーい、ハゲー」「やーい、ヅラー」といったはやし言葉や嘲笑を
そこに聴き取ってしまう僕は、神経質に過ぎるでしょうか。

でもまあ、ヅラやハゲであることを隠し通そうとするから、
そういったからかいを生み出すわけです。
ハゲたら隠さずに、堂々としていることの方が大事です。
もちろん事情は個人個人あるでしょうが。

何度も言っていますが、ハゲをポジティブに晒し、自信を持っていればいい。
そうすれば、まるで悪いことをしたような「疑惑」からは無縁でいられます。

ゲイの人たちがカミングアウトするハードルはとても高い。
(これについては、ここでは触れずにおきます)
それに比べればハゲのカミングアウトくらいどうってことありません。

もしこのブログをヅラの人が読んでいたなら、
そろそろ思い切ってみたらどうでしょうか。

素肌を空気に晒し、爽やかな風を受けてみましょう。
偽物を嗤う人たちを、一段低く見ることもできますよ。

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あの県議の「その後」が気になる

過去の写真が続々と露出した号泣県議

このエントリの時点で(2014年8月4日)、
既に旬は過ぎてしまいましたが、 先月世の中(というか世界中)で注目された
「号泣元県議」のことです。

あの会見は世界中に拡散され、編集されて笑いものにされ、
僕たちの一時の娯楽として消費されました。
そして、彼を巡る様々な「知られざる事実」も掘り起こされました。

そのひとつが、「ヅラ疑惑」です。
(この『疑惑』という言葉については言いたいことがあるので、また稿を改めます。
でもここでは便宜的にそのまま使うことにしましょう)

高校時代の彼を知る人たちは口を揃えて、 あれは「ヅラ」と言っているそうですね。
以前勤めていた川西市役所では「現在の写真を見せられても誰かわからなかった」 という反応だったとか。

<ソース> 「禿同ニュース速報」

野々村議員の学生時代(?)写真  野々村議員のハゲ証拠写真

野々村氏、そう言えば分け目が不自然かも

(上の2画像は上記ブログより。下は日本テレビZEROより拝借)

そしてそのうち、「整形疑惑」も浮上しました。
「東スポ」の記事ですから、信憑性よりも娯楽性を優先していますけれど。
まあ、面白くて笑える(優越感を持って)スキャンダルに、 大衆は雷同してしまうわけですね。

だけどホントにどうでもいいです、ヅラなんて

以前、板東英二さんの「植毛費用」が必要経費にならなかった、
というエントリを書きました。

カツラは認められるが植毛はNGという税務署の見解で、
追徴金を納めるハメになったと、これまた涙の会見でしたね。

人前に出る職業の男たちは、ハゲを隠したがる。
これは昔から一般常識として浸透している心理というか常識です。

けれど、カミングアウトしたりハゲたら頭を丸める人が
とても増えてきたのは、何かが変化してきたのでしょうか。

自分のありのままを見せたい、それが受け取る方に「かっこいい」と思われる。
虚飾を廃して、本質を認める—— 僕は、いい風潮になってきたと思います。

そしてそこにプラスアルファがあれば、
さらにモテハゲ度は増していくでしょう。

自信や男らしさ、自分らしさ、そして意外性。
このブログでずっとご紹介してきたことばかりです。

ヅラ県議(あ、とうとうそう言っちゃった)も、
次に人前に出る時はすっぱりと頭を丸めているかもしれません。

しかしそれが禊ぎになるわけではないことを、僕たちはしっかり認識しておかねば。

思い出したのですが、 何年も前に建物の構造設計で不正を行ったA氏がいますね。
あの人、拘置所から護送される時はすっかりスキンヘッドでした。

「装飾品を身に付けてはいけない」という決まりがあったからだそうです。

しょせん、ヅラは虚飾そのものなのです。
虚飾はいつか滑り落ちる。

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ラーメンの食べ過ぎは薄毛やハゲの原因、ではない

脂や塩分、不規則な食事は髪に悪さをするのか?

男性にはかなりの割合で、「ラーメン好き」が存在します。
僕もそうです。

ネットが普及し始めた頃、ラーメン情報を発信するサイトがたくさんできました。
だれでもラーメン評論家になれる時代がやってきたのです。
そんなサイトをめぐって情報を集め、食べ歩いていました。

ちょうど時を同じくして、僕の髪は薄くなっていきました。
誰もが「ラーメン食べ過ぎ」と思っていたに違いありません。
僕もそうでした。

理屈はわかります。
動物性脂肪を過剰摂取するから毛穴が詰まりやすくなり、
それが髪にダメージを与えるのだと。

とても納得できてしまう理屈です。

それは今でも変わらず言われていて、
常にこんな内容の記事がネットに上がっています。

カレがラーメン好きなら要注意!「ハゲる男の好む食べ物」5つ

ラーメン以外に、「頭皮や毛髪に栄養が行かなくなる」食物も原因だと書かれています。

栄養士さんがおっしゃているのですから、事実かもしれません。

彼女や奥さんから、こんな食べ物はやめてね、なんて言われた方も多いでしょうね。

でも、薄毛やハゲの原因は、食べ物だけではありません。

ハゲは男性ホルモンの作用による

一方、こんな記事もありました。
なぜハゲるのか?? 原因の物質を特定!!

これによると、男性ホルモンを過剰にさせる物質が悪さをしていると。

「5αリダクターゼ」というものがテストステロン(男性ホルモン)と結びつき、
ジヒドロテストロン(DHT)に変換する酵素だそうなんです。
こいつが脱毛を引き起こすことが、研究によりわかってきたとのこと。

1型と2型があり云々と書かれていますが、
そいつを抑制するビタミンや食材、サプリメントもあるらしいです。

薄くなり始めた方にとっては、飛びつきたくなる情報ですね。

何度も書いていますが、僕のように生え際が後頭部の下の方にまで下りてしまった
(おでこが上がる、なんてもんじゃない)
男にとっては、今さら薄毛を食い止めたり髪を増やしたりの情報は不要です。

ただ、「ラーメンは髪に悪い」という誤解というか盲信を解いておきたい。

ラーメン好きにとって、気をつけなければいけないのは
やはり食べ過ぎによる生活習慣病ですね。

これはここで書かなくても、十分ご承知のことでしょう。

ポジティブヘッドにとって戦わなければいけない相手は、
メタボリックシンドロームそのものです。

敵は大きい。そして手強い。

でも、髪への不安や心配、そして虚しい抵抗やハゲ隠しなどの
小細工をする手間が不必要な分、もっと健康を気遣うことができるようになります。

もう若くはない。
禿げていてもフサフサでも、健康は平等。
病気は誰の上にも降ってきます。
(まあ、若ハゲ=AGAも病気ではあるのですが)

好きなものをほどほどに楽しみながら、毎日を前向きに過ごしたい。
髪の悩みを捨て去ることができれば、それはとても簡単なことなんですね。

Keep on shining!

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ニットキャップな人々の謎

そのキャップの下は、頭髪か地肌か?

「ビーニー」という被りものがありますね。
頭にぴったりとした、主としてニット製のキャップです。
コットン素材のものもあり、夏でもよく見かけます。

結構前から登場していて、定着してるようです。
僕もいくつか愛用してます。

ハゲ隠しではないイスラムなニットキャップ

こちらはイスラム教の男性がよく被っているキャップ。
似たようなものをハゲ隠しに使ってる人もいます。

でも、通気性は割りといいものの、やはり蒸れるんですよね。
髪の毛のある人は、自毛がクッション代わりになって
それほどでもないのかな。よくわかりませんが。

これをずっと被り続けている人も結構多い。
「帽子」という主張をしないから、室内でも違和感がないのでしょうね。

こういったキャップが「ビーニー」と名乗って登場する前から、
似たようなものを被っている人々はいました。

………………

その昔、夕暮れ時の新宿の雑踏で、
どこかで見たことのある人とすれ違いました。
もう結構なおじさんで、飄々とした風体。
火灯し町にふらっと出かけていくといった様子。

あまり鋭敏な佇まいではないけれど、
そのまなざしは紙背を貫く。

あ、田中小実昌さんだ。
すれ違ってしばらくして思い出しました。

マスコミ登場も多いフランス文学者。
新宿の夜を語るとき、切っても切り離せない方。

そしてトレードマークは、頭に被ったニットキャップ。
それがあったから、「おっ」と思ったのです。

そしてその何年後、今度は池袋。
やはり雑踏を歩いていると、すぐそばに停まった
タクシーから降りてきた人がいました。

こちらはすぐに名前がわかって、「あ、松本零士さんだ」
と思わず独りごちてしまいました。

松本さんもマスコミ登場が多く、何と言っても「宇宙戦艦ヤマト」ですから、
田中のコミさんよりは世間一般に顔が知られていました。

でも、お顔よりもその頭に被っていた
黒っぽいニットキャップが先に眼に入ったのです。

田中コミさんもヤマトさんも、ニットキャップがトレードマーク。

僕は思いました。そのキャップの下にははたして髪の毛あるのか、
それともキャップを取るとすぐに地肌が現れるのか。

謎です。

いや、みんなは恐らくこう思っているでしょう。

「キャップの下はハゲだろう」

※これは僕の推測です。念のため。

キャップは頭の一部……なのか?

「眼鏡は顔の一部です」という眼鏡店の有名なキャッチフレーズがあります。
コマーシャルソングのメロディを思い出す人も多いでしょう。

田中コミさんや松本先生のキャップ姿は、
このフレーズを借りれば「キャップは頭の一部です」となるのでしょう。

眼鏡を外すと別人になるのと同じく、
すでにキャップ無しでは顔が成り立たなくなっている。

僕の知り合いにも何人か、ニットキャップ人がいます。
人前では絶対に脱がない人も2~3人いる。
「あのキャップの下には何があるのか……」
と周りの人々は思っているに違いないです。
(少なくとも僕は思ってます)

推論:その人は、高い確率で禿げている。

ベースボールキャップやハットなどだと、
ずっと被りっぱなしというわけには行きませんが、
さっきも言ったように「帽子感」が少ないのであまり違和感を感じない。

それをいいことに、ハゲを隠し続けていると理解しています。
(そうじゃなかったらごめんなさい、ニットキャップな人々)

でもね、これは形を変えた「カツラ」なんじゃないのかな。
お洒落アイテムのふりをして、実はハゲの事実を秘匿している。

ある意味、ヅラよりもしたたかです。

ヅラがばれたときは「ばれちゃった……」と落ち込みますが、
ニットキャップの下がハゲとわかったとしても、
「え、ファッションで被ってるだけだけど、何か?」と
開き直ることができるのです。

ヅラが漂わせている敗北感は、
ニットキャップによってファッションへと転化される。

ニットキャップを被ること自体は、ネガティブではない。
でも、それに上記のような機能を求めたときに、
あなたの心は後ろ向きになります。

室内では、帽子を取るのがジェントルマンの心得です。
未練たらしく被りっぱなしではなく、
不要になったら潔く脱ぎましょう。

キャップ、ハットの下から現れるポジティブ・ヘッドは、
何ものにも代え難いあなただけのアイコンなのです。

追記
田中コミさんはキャップ無しの写真もかなり残っています。
やっぱり後頭部までツルッとしています。
彼の場合は隠している、というわけではありませんでしたね。
申し訳ないです。

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2014年4月1日 | コメント/トラックバック(0) |

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虚乳と虚毛

アフロヘアーのヅラ、カツラ

これくらいの洒落が利いてれば虚毛もOK

またも言葉遊びをしてみました

前回、「貧乳」に対する「貧毛」などという言葉を出してみました。
「貧乳」を「微乳」「ちっぱい」という言葉に置き換えられるなら、
「貧毛」はどんな言葉になるんだろう、などと言ってみたわけです。

うまい言い換えは浮かびませんね、まだ。

そうこうするうちに、「虚乳」という言葉を目にしました。

なるほど、「かさ上げのバスト」ですね。
パッドやら寄せて上げるやらで、
実際以上の見た目を作っているんだ。
(もしかしたら、シリコンを入れることも虚乳なのかもしれません)

それなら「虚毛」という言葉もあるよね、と
自分で考えて自分で納得してしまったのです。

「虚毛」――
これはもう、「カツラ」以外の何物でもありません。
あ、「振りかける黒髪」も入るかな。

実際、カツラは人毛で作られているので、
「虚」という字は当てはまらないかもしれませんが、
本当は毛がないのにあるように見せている段階で「虚」です。

「擬毛」という言葉もあるかるかもですね。

人工物をあてがい、実物以上に見せている。
虚乳も虚毛も擬毛も。

でも貧乳という言葉から来る健気さが、
虚乳には感じられません。

男女ともに虚勢を張るためのもの?

貧乳の女性が「あたし、おっぱいちっちゃいの……」と
何となくうつむき加減で恥ずかしそうに呟く様子を想像すると、
萌え~となる男性、けっこう多いのでは?

まあ、想像ですが……。

でも、かさ上げのバストを誇示する「虚乳女」には、
そんな健気さはありません。

「ほらほらどうよ、大きいでしょ。(偽物だけどさ)」
とやられると、なんかアバズレ(死語か?)度が高い気がします。

そんな女性って、いざかさ上げを外す段階に来たら、
どういう態度を取るんでしょうね。
お相手が「あれ?」と疑問を持つのが、
きっと怖くてしかたがないのかもしれない。

こういった場面に遭遇したことないからわかりませんが……

偽物は、いずればれる。
これは、「虚毛」も同じこと。

フサフサを装っているけれど、本当はハゲ。
「いざというとき」にヅラがずれないか、外れないか、
そして見破られないかが心配でならないのでは?

ニセの黒髪。
ニセの豊毛。

虚乳も虚毛も、「虚勢」という言葉に集約されます。
虚しい、実体がない、空虚。

虚勢を張った時点で、虚しさがついて回る運命にあります。
そんなの、イヤですよね。

やっぱり、あるがまま。
ポジティブにさらけ出す。

虚勢や虚飾は排除しましょう。
ポジティブ・ヘッドで行こうではありませんか!

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板東英二さんのネガティブぶり

植毛を経費として計上はならず

かつての名投手、引退後はタレントや役者として活躍していた板東英二さん。
好感度も高く、テレビでもよく拝見していた方です。

それがあるとき、「個人事務所による申告漏れ」で
芸能活動を中止という事態に追い込まれてしまいました。

ここまでは、「事務所の税務担当者がポカやったかな」と、
よくある芸能人の所得隠し事件かと思っていました。

それが、「植毛の費用を経費として認められなかった」
という記者会見を開いて、自身の髪が植毛だとカミングアウトしたのです。

(サンケイニュースより)

ニュース記事によると、
「カツラは経費と聞いていたので、植毛もそうだと思っていた」
と釈明したとのこと。

あらら。

あの方の頭は、フサフサとは言えないまでも、
お歳なりに髪の毛は頑張っていると思っていました。
それが、植毛によるものだったとは。

おでこもそれなり広く、ごく自然な感じには見えていましたね。
それを「植毛」とフィルターをかけて見直すと、
うーん、どうも生え際が不自然に見えてきました。

でも、某キャスターと違い、「ヅラ疑惑」が聞こえてこなかったので、
植毛は成功していたんでしょう。

芸能人として、身だしなみに使う費用であるから必要経費に入れる、
というのはごく自然かと思います。

ただ、カツラとは違うと税務署が判断してしまったのは、不幸なことなのでしょう。

いっそ、「医療費」としてみたらどうだったか。
まあ医療費控除は10万円が限度ですから、何の役にも立たなかったでしょうが。

さらに大きな隠し事を、ハゲで逸らそうと

はじめ、板東さんは架空発注を指摘されました。
外部への発注を装って、経費を使ったかのように見せていたんです。
その額、5000万円という報道です。

ニュースネタになったときは、その指摘しかありませんでした。
二度目の会見で、植毛を明らかにしたんです。

植毛費用はどれくらいになるんでしょうか。
年間で数百万円?
詳しくはわかりませんが。

架空発注の額と比べればたいしたことはないでしょうね。
記者会見では、そのことよりも「植毛」に自らスポットを当てることで、
話題を逸らしたと言えるでしょう。

ニュースサイトでも、ほとんどが植毛、
つまりハゲのカミングアウトを報じた割合が多かったと思います。

潔くないよ、元スポーツ選手が。

ハゲはハゲのままでいいじゃん。
山下の大ちゃんのように。
しかもハゲネタでもっと大きな不正の追求を逸らそうとした。

カミングアウトが、ネガティブに利用されている。
禿げてるひとなら、誰もがそう思ったと確信しています。

ここはひとつ、頭を丸めてお詫び会見でもやっていただきたい。
「今日からポジティブに仕事を頑張ります」と言ったなら、
我々ポジティブヘッダーズは喜んで仲間に迎え入れますよ。

金妻で好演したこともある板東さん

一世を風靡した「金曜日の妻たちへ」で好演。小川知子さんと夫婦役でしたね。でも浮気して大騒動に。

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2013年12月4日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:育毛・増毛・発毛・カツラ 髪をめぐるあれこれ

「薄毛を晒す」と「薄毛で装う」は違うのだ

「薄毛をカミングアウトしてモテる」?

どうも世の中の流れとして、
「薄毛を隠さない方がモテる」という
コンセンサスが見受けられるようになってきたようです。

(このブログはそもそもその立脚点で展開しています)

「週刊SPA!」でも採り上げられたように、
思いきってハゲを前面に出している男たちへの
注目度が上がってきているような気がします。

日テレの「ZIP」でもそんな特集があったみたいですね。
その番組は見られなかったんですが、
なんでも「禿げてる白人の映画俳優」が多かったようで。

そりゃま、そうですよね。フサフサの時だって
かっこよかった人たちですから、
素材として顔立ちがいいに決まってます。

それでも、非常にいい流れになってきたとは思います。

しかし。

禿げてる、薄毛、という現状を、
隠すことなく周囲に見せていても、
「何もしない」のであれば努力しているとは言えません。

きついですか?
でも、それこそ「ハゲ散らかしている」に過ぎないんです。
まして、彫りの深い映画俳優顔ではない我々ですからね。

一歩進んで、
薄毛を晒すだけではなく、薄毛で「装う」。

薄毛「を」装う、とすると、ハゲや薄毛を偽装しているように
聞こえてしまうから、言葉って難しい(笑)

閑話休題。
薄毛で装うとは、薄毛を装いアイテムの一部にすることです。
つまり、ファッション・アイテムとして活用しようよ、
という提案を僕はしています。

帽子でお洒落ハゲバリエーション 帽子でハゲお洒落を楽しむ2 帽子でお洒落ハゲに3

たとえば、帽子を活用してお洒落を楽しんでみるとか。
そして、帽子を脱いだときのギャップで、周りの人たちへの印象づけは万全です。

禿げた自分をセルフブランディングする

このブログでも再三ご紹介してきましたが、
「ハゲは天から与えられた差別化ポイント」
という事実を、もう一度みなさんに実感してほしいと思います。

薄毛やハゲをマイナスポイントと捉えるのではなく、
積極的に自己アピールの道具に使っていきましょう。

まずは見苦しくないよう、髪を落とす。
服や小物を、ハゲが似合うものにコーディネートする。

すると、自信が生まれ人生が明るくなりますよ、という
ポジティブな上昇スパイラルに乗ることができるんです。

ファッションについては、ブログの中でいろいろとご紹介しています。
それにともなってのマインドセットの変え方も、
心を込めて書いてきました。

自分の頭をネタにしたジョークを飛ばしたり、
ハゲ頭をお洒落ポイントとして活用したり、
普通のフサフサ男たちにはとうていできない工夫。

そんなことを考えているだけで、楽しいと思いませんか。

フサ男はよほどの努力をしないと、埋もれてしまいます。
でもポジティブ・ヘッドな我々は、そのままアイコンになります。

目立つ、憶えてもらえる。
だからそれに見合う男となるよう進化する。

努力も確かに必要ですが、フサ男のような必死さは、
たぶん必要ないのかもしれません。

「ハゲが必死だな」、と冷笑的に見る向きもあるかもしれませんが、
髪が少なくなるのはもともと進化の過程における必然なのです。

一歩進んだ人類、という大きな見地から、
ハゲであることをポジティブに捉えようではありませんか。

なんだか大きなまとめ方になりましたが、
「薄毛を晒す」ということからの連想で
こんなエントリとなりました。

Keep positive!

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2013年11月7日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ファッション 心と体の健康 髪をめぐるあれこれ

春は、ヘアチェンジの季節!?

Kくんの汗が不自然だった件

春は、新生活が始まる季節。
新しい会社や新しい部署、新しい学校など、
環境がガラッと変わった人も多いでしょう。

昔、アデランスの広告を作っていた頃、
クライアントからいただいた資料に、
「春はアデランスにするチャンス」
という内容のものがありました。

環境が変わるということは、
今までのあなたを知る人がいないということ。
だから、カツラを着けて行っても、
だれもあなたの髪型が変わったことがわからない。

というものです。

なるほど、と思いました。

ハゲからフサフサへ、ではなく、
はじめからフサフサの人、
という新スタートが切れるのです。

ある男のことを思い出します。

Kくんという、制作会社で営業マンをやっていた若者です。
年の頃は、30前後。
僕の勤めていた会社の担当でした。

そのKくんは、誰が見ても「ヅラ」だったのです。

当時の髪型はオールバック。
これ、生え際がくっきりと出てしまうから、
どう考えてもカツラでは難しい髪型です。

「生え際の魔術師」と謳っている製品もありましたが、
きっとバカ高いに違いない。

Kくんはまだ若いし(気の毒に……)、
お給料だってそれほどもらってなかったでしょう。

だから、そんな「魔術」がかけられる生え際を
手に入れることはできなかった。

つまり、バレバレ。

口の悪い同僚は「ニセの黒髪」などと
陰で呼んでいたものです。
とても穏やかで好人物でまじめなKくんに対して
失礼極まりないですよ、ええ。

ある夏の日、Kくんが営業に来ました。
「いやー暑いですねぇ」
額の汗をハンカチで拭います。

しかし、よく見ると、汗の流れ方が不自然。

生え際の「下」から汗が突然現れてくるのです。
頭にかいた汗が、カツラの裏を伝わって
額に流れ出てきたんでしょう。

生え際から突然現れる汗に、周りの視線と疑問が集まる

当時はまだ禿げていなかった僕ですが、
頭皮とカツラ間の温度上昇は察することができます。

見て見ぬ振りは、つらかった。
Kくんはもっとつらかったでしょうが……。

転職で、髪型が変わった

さて、そのKくん。
ある日「転職することになりました」
と挨拶に来ました。

聞くところによると、同じく制作会社の営業。
しかも、僕のいた会社をそのまま担当すると。

いわゆる「仕事を持って移る」というやつです。
転職者にとっての手みやげというか持参金。
なかなかやり手です。

退職を前に有給消化で休んでいたらしく、
僕たちの前に再び姿を現したのは、
挨拶から2か月近くしてからでした。

ええと、Kくん?

現れたKくんの髪型は、
オールバックから真ん中分けのサラサラヘアに
変貌を遂げていました。

「いやぁ、雰囲気変わったねえ……」
「んーと、爽やかになった感じ……」

口々にイメージチェンジに
触れはするものの、それ以上はつっこめない。

みんな、わかってたんですよ。
カツラを換えたってこと。

冒頭にも書いたとおり、
転職はカツラをかぶる絶好のチャンス。

誰もあなたを知らなかったから。

だけど、僕らはじゅうぶん知っている。
Kくん、君がカツラということをね。

だって、仕事先は変わらないんですから。

あ、でもでも。
Kくんはもしかすると、
僕らが気付いてないと思ってるのかもしれない。

だから髪型チェンジくらいの気持ちで
カツラを換えたのかな。

オールバックのカツラから真ん中分けカツラへつけかえたKくん

有給を取っている間に、
カツラメーカーで作ってもらっていたのか。

いずれにせよ、
職場が変わると気持ちも変えたくなるという
好例でございました。

もうずいぶん会ってないけれど、
今でもかぶっているのかな。

このブログを読んで、
ポジティブに変わってくれたらいいんですけど。

おーい!

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2013年4月16日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:育毛・増毛・発毛・カツラ

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