【書評】なぜ世界でいま、「ハゲ」がクールなのか

ハゲはクールさのアイコン

ポジティブヘッドのことを書いたり語ったりしていると、
「こんな情報があるんだけど」と、教えてくれる人が増えてきました。

ハゲでもカッコいい俳優ランキングがあるよ。
こんな増毛法が人気らしいけど、知ってた?
面白い地名があるんだって、増毛とかって。

中には、
俳優の●●と△△はヅラだってさ。
などという暴露情報も集まってきます。

玉石混淆とは言えますが、ハゲ情報を面白く楽しんでます。

この本も、その情報の中から見つけたものです。
「なぜ世界でいま、「ハゲ」がクールなのか」福本容子・著 講談社刊
著者の福本さんは、TBSのニュース番組にもコメンテーターとして出演してますね。
(知的で美しい方です)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E6%9C%AC%E5%AE%B9%E5%AD%90

タイトルからおわかりの通り、イケてる人たちにはハゲが多い、という内容です。
福本容子さんは毎日新聞の論説委員。世界のリーダーたちとも交流があり、
彼らの中にハゲの割合が多いことに気付きました。

気になったらとことん調べるというジャーナリストの本能で、
各界を動かしている何人かの「ハゲ」について書いています。

パスカル・ラミー:世界貿易機関(WTO事務局長)
ウィンストン・チャーチル:イギリス首相
ウィリアム・ヘイグ:イギリスの政治家
リック・スコット:アメリカ・フロリダ州知事
ジャック・ウェルチ:GEのCEO
ロイド・ブランクファイン:ゴールドマンサックスCEO
日本人では、渡辺謙さんにも触れています。

それから興味深いことに、以前このブログでも採り上げた、
「ハゲている男性ほど自信にあふれ、リーダー的で、男らしさを感じる」
という大学の調査も紹介しています。

要は、自信。それが最大の要素

彼ら、世界の一線で活躍しているハゲたちは、
ハゲていることに対するコンプレックスなど
まったく感じていない(あるいは、そう見せていない)。

むしろ、ハゲをネタにしたジョークや警句で、
人心をギュッと掴むすべをものにしている。

ハゲはハゲ。自分のことだから仕方ないし、
隠す努力など無駄でしかないことをよくわかっているんです。
もちろん、弱点などではないし、
薄毛やハゲが男性の力強さを物語っていることをじゅうぶん理解しています。

「ハゲたら終わり」という、日本を支配している悲観的な風潮など、
微塵も感じられないではありませんか。

そう、彼らに共通しているのは「自信」です。
自らの世界で一流、一線の立場にいることへの、強い自負心が放射されています。

でも……前山さん……あの人たちは既にそのポジションにいるわけですよね。
だから自信を持っていて当たり前です。
私たち何の取り柄もないただの男は、自信なんて持ちようがありません。

なるほど、確かにそうですね。
あなたも、もちろん僕も普通の男です。政治やビジネスのリーダーでもありません。

じゃあ、彼らはそのポジションを得るまでの間、ずっと自信なさげにしてたんでしょうか。

そんなことはないはずです。
とにかく自信を持って振る舞い、行動し、周囲に影響を与え続けてきたことでしょう。
つまり、発展途上においても自信を持ったハゲとして存在感を露わにしてきたはず。

まずは、外観を整え、行動に移し、「デキハゲ」であることをアピールする。

カタチから入るんです。ね、好きでしょ。

あなたのことを知らない初対面の人にも、
「お、何だかこの人できそう。ハゲてるけど、それも魅力」
というイメージを植え付けることが大切です。

何度も言っていますが、「人は見た目」なんです。
外観が内面を創造していく──これは真実です。

人は願い事を十回口にすると叶う、と言います。
口と十を足すと、「叶」ですからね。

モテハゲの心得で外観を整えることは、これと同じです。
あなたも僕も、常日頃からデキハゲアピールをしているんですよ。

自信を持っていいんです。
あなたのハゲはクール。

それは真実なんですから。

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おデブちゃんを「ぽちゃティブ」と呼ぶと可愛い

ポジティブな言い換えが、ここにも

ちょっと前になりますが、「ぽっちゃり型」をターゲットにした女性誌ができました。
「ラ・ファーファ」ぶんか社刊

キャッチコピーは「花咲け ぽちゃカワ女子!」だそうです。
人気芸人の渡辺直美さんがイメージキャラクター。
体型に似合ったファッションやメイクなどをこれでもか、と掲載しています。

心の準備がないと、かなり強烈な印象。
だけど、登場しているモデルさんたちは、とても楽しそうなんですね。

わたしたちのためのファッション誌が、ついにできた!
そんな思いを全身から発散しています。

ファッション誌が売れなくなったと言われずいぶん経ちます。
休刊する雑誌もかなりの数に上るんじゃないでしょうか。

そんな中、登場したおデブちゃん向け雑誌。
しっかりしたマーケットリサーチに基づいたのか、ノリでつくったのか、
外から見てるだけではよくわかりません。

それでも、おデブちゃんクラスターの心をつかんだような気がします。

中身を見てると、登場するモデルさんたちはいわゆる「読者モデル」が多い。
読者にとって親近感を醸成するのが、読モたちの存在です。
その意味では、この雑誌ほど効果を発揮しているケースは少ないのでは。
(それに、経費も抑えられますしね)

ぽっちゃり女子を応援するという編集姿勢は、「ぽちゃティブ」という言葉に表れています。
もちろん、「ぽっちゃり+ポジティブ」の造語です。
彼女たちをそう呼ぶことで、可愛さというヴェールをまとわせようと。

僕たちがハゲを「ポジティブヘッド」と言い換えたように、
おデブ=ぽちゃティブという、
言い換えによる価値の転換が行われました。

ハゲ向けファッション誌があってもいいじゃん

正直な気持ちを言いましょう。
この雑誌を見たとき「やられた!」と思いました。

体型的なコンプレックスを十分理解した上で、彼女たちを可愛く見せる編集方針。
体型ゆえのお悩み相談にもきっちりと誌面を割いている。
そして、イメージキャラクターとして有名タレントを据えている。
(渡辺直美さんの他、元AKB/SKDの野呂佳代さんも登場)

これ、形は違えどヒソカに考えていたことなんです。
実は、以前から「ハゲ向きファッション誌」がつくりたかったのです。

しかし同ベクトルの雑誌を先に創刊されてしまった。
早く動けばよかったなぁ、と。
その時は頭の艶も曇り気味になってしまいました。

タイトルも仮に考えていたんですよ。
「HUGE」=ヒュージ(大きい、という意味)
「HAGE」と誤読してもらえれば成功、と企んでました。

でも、これは「HugE」という既存の男性ファッション誌があるんで潰えました。

ま、それはともかく。

ハゲに似合うファッション、お肌(頭皮)の手入れ、ハゲや薄毛の悩み相談、
異性とのつきあい方、遊びや趣味の情報……
そんなコンテンツの雑誌があったら面白いと思いませんか。

表紙はかっこいいポジティブヘッドのモデル。
いい女を連れてるカットなんかで決めたいな……
と考えていたら、そんな表紙の雑誌がまたまた登場してしまいました。

「MADURO」という雑誌です。セブン&アイ出版。

編集長は、かの「LEON」で一世を風靡した岸田一郎さん。
ああ、またまたやられてしまった。

でも前向きに進まなければ、ね。
それがポジティブヘッドの心意気なのですから。
いつかはつくるぞ、ハゲファッション誌。

心の中で応援していてください。

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2014年5月29日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ファッション

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