読んでみよう、ハゲマンガ

当事者にしかわからない

この間の「SPA!」で、僕の上に登場していたのが、
漫画家の新井キヒロさん。

「僕は髪の毛が少ない」
という作品を書いてらっしゃいます。
コミックエッセイという体裁ですが、
これがじつに面白い。
ウェブでも一部、読むことができます。

ハゲ薄毛の悩みを描ききった共感作

ご本人はずいぶん若い頃に
髪が薄くなってしまったようで、
そのあたりの心理状況も縷々綴られています。

今はハゲスキンにしているのですが、
そこへ至るまでの経緯が、
まさに僕とほとんど同じです。

当事者にしかわからない悩みや心配、
思いきってやってみたときの
周囲の反応など、共感できることばかりです。

髪の悩みが進行して、どんどん暗くなっていく。
友だちからの飲み会や合コンの誘いも断る。
帽子が手放せなくなる。
照明の真下には座れなくなる……。

そんなネガティブな側面もあれば、
サラリーマンが坊主やスキンにしても
意外に大丈夫なもんだ、なんてことも
ちゃんと書いています。

何回もうなずきながら読みました。

「あらがうのではなく、受け入れることの大切さ」
「スーツ、カジュアル……少なくても、オシャレできる!」

ホント、その通り! 拍手!

髪に悩みを持つあなた、
ぜひ読んでみてください。
(悩みがなくても、作品として面白いのでぜひ~)

ハゲをテーマにした名作

そこで思い出したんですが、
昔、髪の薄い男の子を主人公にした
漫画がありました。

「ヤングマガジン」に連載していた
「ハゲしいな!桜井くん」という作品です。

1989年~1993年の連載ですから、
僕はまだ髪の心配があまりなかった頃。

M字が進行しつつありましたが、
頭頂部はまだまだ大丈夫でした。

主人公の桜井くんは高校2年。
そこそこかっこいいし、勉強もできるし、
可愛い彼女もいるし、
高校生活はバラ色のはずなんですが、
実は薄毛で悩んでいる。

父親もお兄さんも若ハゲ。
自分も絶対にそうなる。
少しでも進行を遅らせようと、
マッサージしたりワカメをせっせと食べたり。

周囲にはまだバレていない。
彼女にも隠している。

涙ぐましい努力が繰り広げられます。
そして、次々に起こる、ハゲがバレそうな出来事。

そして、驚くことにこの作者は女性なんですよ。
高倉あつこさん。

今思うと、ハゲに悩む男の実感を、
よく再現できたな、と感心します。

男のコンプレックスを見事に描き、
しかも爽やかな読後感。
「ハゲしいな!桜井くん 新婚編」
「ハゲまして!桜井くん」
という続編もでき、長期のシリーズになりました。

オススメです。

でも実は、全部読んだわけじゃないのです。
ちょっと時間ができたら一気読みしてみようかな。

悩める若ハゲ高校生を描いた傑作ハゲまんが

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