欧米はツルツル、日本はボーボー
意外にも、欧米人はツルツル好き
この間新聞に、体操の内村航平選手とドイツの選手を比較して、
脇毛を処理してないのは日本人くらい、という記事が出てました。
フィニッシュの時、両腕を挙げると脇ぼーぼーの選手は、
欧米人から見ると驚きの対象なんだそうです。
「なぜ彼は脇毛を処理してないんだい?」
どうもあちらでは、男性も脇はおろかアンダーの方も
処理するのが常識らしいんですね。
そうなのか……と、ネットをググってみました。
すると、出るわ出るわ。
たとえば日本のサッカー選手がヨーロッパチームに移籍し、
ロッカールームでぼーぼーの毛を見られて、
「不潔だ」と不快がられたとか。
知り合いの北欧男性が脇毛を剃っているのを見て
なぜ、と質問したら、
「デオドラントのため」と答えたとか。
下のぼーぼーを処理しておくと、
男性自身のサイズが大きく見えるとか。
他にもいろいろな証言があります。
ドイツでは、男性の62%が脇毛を、
38%が胸毛を処理しているという記述も見ました。
胸毛は男らしさのシンボルと思っていましたが、
もうそうではないんですね。
昔の映画なんかで、男性がシャツのボタンを外すと
まるでアスコット・タイのような胸毛がのぞく、
なんていうシーンがありますが、
もはやそんな演出はなくなっているんでしょう。
テレビで観たWWEのプロレスラーたちも、
両手を挙げると脇の下がツルツルでした。
髭はモジャモジャなのにね(笑)
このツルツルブーム、日本にも定着するのでしょうか。
頭と同時に、体毛処理をする日が来るか
日本でも、男性がすね毛を剃っているのが
当たり前のスポーツがあります。
自転車のロードレースです。
僕が自転車に乗り始めた頃、
「ロード乗るなら脚をツルツルにしろ」と聞いて
驚いたものです。
落車して擦過傷を負ったとき、すね毛が巻き込まれると雑菌が入り
化膿しやすくなる、という理由です。
あと、マッサージオイルを塗り込みやすいというのも。
レースで初心者を見分けるのに、
「すね毛のあるなし」も大きなポイントなんだそうです。
だから、ガンガン乗っていた頃は
真似して剃っていました。
はじめは抵抗がありましたが、
これが意外に心地よい(笑)
なんだか上級者になったような気分です。
ヒルクライムレースに出たときなんか、
前泊地の温泉に行くと脚がツルツルの男たちが
大勢湯船につかっているという光景も見られます(笑)
でも、2~3日すると伸びてくるのが自然。
そうすると、ちくちくするんですよね。
だから毎日剃ることになるのですが、
僕の場合は肌が弱いせいか、カミソリ負けをして
毛穴が腫れてきたりジンマシンが出たりするんです。
今はもう止めてしまって、自然のまま。
その他の部位は処理したことがないのですが、
おそらくすね毛を剃ったときのようなちくちく感は
必ず発生すると思います。
それに耐えても、ツルツルを選ぶか……。
微妙なところですね。
眉を整える男性が普通になってきた昨今、
もしかしたら首から下の体毛にカミソリを入れるのは
そう抵抗はないのかもしれません。
人類は体毛を徐々に少なくしながら、
猿人からここまで進化してきました。
体毛をそり落とすというのは、
人為的に進化を促進しているということなのでしょうか。
それはそれとして、今年はまたすね毛でも処理して
自転車乗りの脚になってみようかなんて考えています。
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2013年6月7日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:髪をめぐるあれこれ