中国要人のキメキメフサ黒ヘア

あれ、なぜかみんな同じ髪型だ

実はかなり前から気になっていたんですが、
中国の議会(全国人民代表会議など)のニュースを見ていると、
政府指導者の皆さんが妙に若々しいんです。

どうしてかな、とよくよく目をこらすと、

ほとんどの人の髪が、黒々としています。
髪の毛の量も、とても多い。

中国最高指導部のフサフサ黒々ヘア

中国最高指導部のフサフサ黒々ヘア

皆さんお歳はそれなりに召していらっしゃる。

この地位まで登り詰めるのに、想像を絶するような戦いをしてきたに違いない。
そんな年齢もストレスもまったく感じさせない髪型なんですね。

これはやはり、髪の毛フサフサ黒々状態が持つ、ある種のパワーを表現しようとしている。
そう思えてきます。

それは若々しさとかエナジーといったものでしょう。
フサ黒はそれらのアイコンというわけです。

さっきも書きましたが、あの国でトップまで登り詰めたことへの自負と自信とを、
フサ黒の髪に象徴させているのでしょうね。

ここまで来たぞ、わしは。並大抵の道のりじゃなかったぞ。
いろいろ敵がいた。攻撃もされた。ピンチもあった。
だけど、そんな奴らはわしのパワーで蹴散らしてきた。
わしは強いんじゃ。ほれ、その証拠にこの髪を見よ。
黒いじゃろ。フサフサじゃろ。ハゲてなんかおらんぞ。
ハゲはほれ、もう生気もないし終わってるじゃろ。

てな感じで今まで来た道を振り返ったり、ご同輩と白酒(パイチュウ)を
啜ったりしているのではないでしょうか。

そして、その頂点に君臨しているのが習近平総書記です。

習近平さんの若々しい頭

習近平さんの若々しい頭

黒いですよね〜。

指導部のみなさんおそらく平均年齢60歳はオーバーしていると思います。
普通の60代の団体だと、ハゲ、白髪まじりの様相を呈するのでしょうが、
これはあまりにも不自然ですよね。

もうみんな同じ顔に見えちゃいます。

これは自毛かヅラか植毛か増毛か……

中国指導部におけるこのフサ黒は、だれから始まったのでしょうか。

昔、毛沢東さんはおでこが広かった記憶があります。
その後、周恩来さんは白髪というかグレーの髪だったような。
トウ小平さんもお歳なりのおでこの上がり方をしていたかな。

どうもやっぱりそれ以降の指導部のトレンドみたいですね。

中国の経済成長が顕著になった頃と、重なる気がします。
GDP世界2位の国を率いる人間なら、若々しくあらねばならぬ。
そんな思想がフサ黒現象を生んだのではないでしょうか。

でも、一線を退いてしまうと、フサ黒の維持にも熱心ではなくなるようです。
例えば朱鎔基さん。国家経済委員会局長や国務院副総理などを務めていた方。

引退後、公の場に出てくると、すっかりおじいさんになってしまっていました。

朱鎔基さんはフサ黒でしたが、今やこんな

朱鎔基さんはフサ黒でしたが、今やこんな頭

朱鎔基さんも、全盛期はフサ黒でした

朱鎔基さんも、全盛期はフサ黒でした

(出典:“Zhu Rongji 2001″ by Kremlin.ru. Licensed under CC 表示 3.0 via ウィキメディア・コモンズ )

では、フサ黒以外の人間が指導部にいないかというと、そうでもない。

胡春華さん。広東省委書記を務めている、ポスト習近平の呼び声が高い人。

若き指導者は今のところナチュラルヘア

若き指導者は今のところナチュラルヘア

1963年生まれですから、まだそれほど禿げ上がる歳ではないですよね。
(彼の年齢の時には僕は既にハゲてましたが……)

こんな、ナチュラルな髪でいられるわけですね。
写真を見る限りでは、好感度が高い人です。

でも、今はまだナチュラルな髪なんですが、
この方が最高指導者になったとしたら、どんな髪をしているのか。
とても興味があります。観察していきたいです。

思うんですけど、今の中国はまだ「若い」んだと思います。
4000年の歴史があろうとも、現代では急成長してきた途上国に過ぎない。
このイケイケ感をキープするためには、指導部も若くあらねば。

グイグイ行ってる今は、若さを売り物にしているべきでしょうが、
もっと成熟した社会になれば、それはちょっと変わってくるのでは。

中国において、ハゲがかっこいいとされる時代が来るのであれば、
成熟社会に移行してきたという目安かもしれません。
それが何十年後かはわかりませんが。

あの国にもポジティブヘッドが続出してくれれば、僕も嬉しいんですよ。

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

タグ


トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ