応援したくなる、ハゲが経営理念の会社

ハゲとの会話は「異文化交流」である

先日、仲間とバーベキューをやってきました。

台風が接近していて、朝から雨が降り続いていたけれど……。
人数がかなり多かったので、中止にすると食材が無駄になるということで、
強行したわけです。

ドタキャンもありましたが、それでも結構な参加者が集まり、
カッパやらレインウェアやらを着込んで(ちょっと肌寒くもあり)、
美味しいお肉やお料理なんかを堪能してきました。

ポジティブヘッドな友人たちとも再会し、ハゲ談義なども。
頭が薄くなってからここまで来るまでに、
乗り越えるべき壁について「あるある」的な会話を楽しみました。

ハゲ頭は雨粒を真っ先に感じるセンサーであると言うと、
仲間は大きくうなずき、フサフサな友人は「なるほど」と新発見。

どうやって吹っ切れたかをそれぞれが披瀝すると、
みんな感動物語を聞いたような表情になる。
会話に参加しながらも、

「これは一種の『異文化交流』である」と実感しました。

ハゲ頭を隠さずさらけ出すのが、どんなに素晴らしいことか、
僕たちは異文化を伝えながらも啓発活動を行った気分です。

しかし、雨の日のハゲにはお約束のギャグが。
「どうしててるてる坊主が効果ないんだよ」
こういう声、必ず上がるんですよね。

ハゲはやっぱりいじられやすい。
それに便乗しておどけてみせるもよし、
毅然として「非科学的なことを言うんじゃない」と拒絶するもよし。

両者共にポジティブヘッドと呼んでも差し支えないと思います。

さて、長い前振りをしてきましたが、
今回のエントリは「はげあたま」という言葉を 経営理念に据えている会社について。

ハゲが異文化どころか、コーポレートカルチャーにまで
昇華している例をお伝えしたかったのです。

会長自らの頭をさらけ出す

その会社は、京都にある「村田興産」という不動産関係の会社です。

経営理念についてネットで検索していた時に引っかかりました。
村田興産株式会社 http://www.muratec.jp/kohsan/index.html

はじめは、町の不動産屋のオヤジがふざけて作ったんだろう、
くらいにしか思っていませんでした。

でも、調べてみると母体はかなり大きく、
多角経営をしているグループということがわかったのです。

ホームページからお借りしてきた「経営理念」はこちら。

はげあたまを企業理念にしている村田興産

そして村田会長のおつむりは、紛うことなきハゲであります。

村田興産 村田完次会長

村田興産 村田完次会長

「はげあたまの精神で、社員一人ひとりが魅力のある人間形成を目指します」
経営理念は、こう続きます。

はげあたまから、人間形成を行うことができるんですよ。

言葉のインパクトで惹き付け、誰もが覚えることができ、
最終的に素晴らしい人材と会社を創っていくことができる。

「魅力」という漠然とした言葉を使っていますが、
幅広い解釈ができるので、いろいろなところで収まりがよい。
素晴らしいではありませんか。

実際、「経営理念 はげ」で検索すると、村田興産に関する記事が かなり多く表示されます。
それだけインパクトが強いんですね。

さて、会長さんの頭は禿げていますが、
それ以外の役員さんはどうなんでしょう。
他に写真がないのでわかりません。

しかし、役員の名前に「村田」が並んでいることから、
同族会社であると推定できます。

ということは、ハゲの遺伝子が色濃く伝えられている血筋と考えられます。
現社長も次期社長も、もしかしたら「ハゲ」かもしれません。

社員にとっては、ハゲていた方が居心地がいいとか。
ハゲていた方が出世するとか。

ハゲた社員が営業先に行った時、経営理念を刷り込んだ名刺を渡しながら、
「私はこの理念を、身をもって実践しております」とトークすれば、
相手にもかなり強烈な記憶を与えることができるのではないでしょうか。

ちょっと痛々しい、という空気も漂ってはいるのですが……。

「てるてる坊主」と言われて、便乗するか毅然とするか、
その態度の差と同じかなと思います。

でも総体的に見ればどちらもポジティブ。
ハゲを武器にしているというその一点で、
拍手を送りたくなってしまいます。

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