夏の旅行で、「増毛」へ行った人?
まだまだ面白い駅名がある
日本は狭いようで広いです。
特に北海道の広大さって、
内地に住んでる人間の憧れを誘いますよね。
アイヌ人が長い間住んできただけあって、
土地の名前もエキゾチックです。
漢字に変換されていますが、
「あ、こうやって読むのか」という地名も多いですね。
それから、面白い名前で有名な駅もいくつかあります。
昔大ブームになった「幸福」から「愛国」行きの切符とか。
あれは帯広でしたか。
路線自体はもう廃線になってしまったのですが、
駅舎は観光地として残っているそうですね。
「愛国」駅も改築されて交通記念館となっているらしいです。
行ってきた友だちに、あの切符を誇らしげに見せてもらいましたっけ。
さて、そんな北海道には他にも面白い名前の駅があります。
「増毛」です。
名前ゆえ、薄毛の聖地に
「ぞうもう」と読んだ人は、髪の悩みがありますか?
これは「ましけ」と読みます。
留萌本線の終着駅。
高倉健さんと倍賞智恵子さんの映画「駅−STATION」の
ロケ地になった駅でもあります。
待合室の中には大漁旗が飾られ、地元の手打ちそば愛好家が
増毛産の暑寒そばをふるまっているそうです。
そして、先ほどの「ぞうもう」という誤読のおかげで、
こちらの駅の切符は、薄毛の人々にお守りとして人気とか。
そうでしょうねえ。
何かにあやかりたい、
何かにすがりたい気持ちは、誰でも持っています。
幸せになりたい人々の想いが、
「幸福」駅の切符をブームにしました。
それに比べると、「増毛」駅の切符はそれほど知られていません。
やはりターゲットがある程度限られているからでしょうか。
それでも、機会があったら行ってみたい駅です。
え? 増毛なんてもう無縁のものとしている僕が、何故ですかって?
薄毛の救済に来る人たちを説き伏せてポジティブヘッドにするためです。
嘘です。
この駅は大正10年に開通した留萌本線の終着駅。
ニシン漁で栄えた最盛期には、
人や貨物の輸送拠点としてたいそう賑わいました。
当時の名残が駅周辺の建物に今でも見られるそうです。
その写真を撮りに行きたいんですよね。
カメラ好きには絶好の被写体がザクザクあるに違いありません。
そんなゆとりある日が来るか、まだ見通しは立ちませんが。
(写真出典:みるくる北海道観光 http://www.dotown.jp/contents/spot/10/mashikeeki/
タグ
2014年8月20日 | コメント/トラックバック(0) |