許せるか!? 通勤電車内がハゲ頭の晒し場に!

自分のハゲを見せつけられたらあなたは……?

唐突ですがあなたは「合わせ鏡」をやったことあります?
ありますよね。
髪の毛が気になり始めた頃、でしょ?

髪型は、ちゃんと決まってるんだろうか。
どれだけ薄くなってしまったんだろう。
つむじは残ってるのか。

僕の場合、床屋さんの計らいによって頭頂部のハゲを
カバーする髪型にされていたことに気付いたあと、
特に頻繁にチェックするようになってしまいました。

でも最初のうちは、もう一枚の鏡をどうやってかざしたら
ちゃんと見えるかが、なかなか掴めず。

ちょっとずれちゃって修正しているうちに
鏡を持つ手がこーんなに(見えないか)伸びちゃったり。

ま、そんな思いをして髪がだんだんなくなっていく様を
ウォッチし続けた経験のある方もたくさんいらっしゃるでしょう。

さて、本題。
そんな、あなたの禿げた頭頂部が、
電車の乗客にさらされるという状況が勃発しました。

ただし、日本ではなくカナダのお話。
とあるヘアケア製品会社が仕掛けた、車内広告です。

禿げた頭頂部を鏡でさらす広告

リンク先の写真にもあるとおり、
電車の天井に鏡が貼り付けられているのです。

自分よりも背の低い人にはあまり見られないだろうと思っていた、
失われつつある頭頂部や分け目が、乗り合わせた乗客に見られてしまう。

鏡には「脱毛ならこちらへ」的なコピーと社名が書かれています。

うまいなぁ。
というか、こんなことができるんですね、カナダでは。

日本でやったらどうなるか?
苦情の嵐でしょうね。

客観的に自分自身を見つめてみる

でも、手法はどうあれ、自分自身の髪の状態を
ちゃんと見せてくれるという役割も果たしています。

鏡を見てうろたえるのは、「自分は大丈夫」「人には見られない」と、
あらぬ自信や思い込みを抱えている人たちだと思います。

つまり、自分自身のありのままの状態を把握していない。
家で、合わせ鏡を使っていない人々。

見るのが怖い、知るのがイヤだ。
そんな心理が働いているのかもしれません。

いや、よくわかりますよ。
僕もそうでしたから。
認めないんです、禿げている現状を。

何かの間違いなんじゃないか、この薄い様子は。
光の加減で、ここが禿げて見えるんだ。
つむじがない? 鏡を当てる角度が悪いせいだ。

合わせ鏡で頭頂部を直視したとき、そう思いました。

でもね、何度やっても、何時にやっても
禿げているものは禿げている。
それを最終的に受け入れるしかないでしょう。

さ、受け入れてからどうする?

それが、ポジティブ・ヘッドとそうじゃない人の分かれ道だと思います。

発毛への道。
植毛への道。
ヅラへの道。
ポジティブ・ヘッドへの道。

それぞれ、進むべき理由はちゃんと備わっています。
まだこれからなら、髪を増やせる。
この状態なら、少しはまし。

そして、「禿げちゃったのなら、見せちゃえ」――
というのが、ポジティブ・ヘッドの心得です。

電車天井の鏡、上等。
むしろ、仕事への元気が湧いてくる。

私たちポジティブ・ヘッドの男たちは、
自分自身をしっかりと把握しているから、
セルフ・ブランディングができているということですね。

Keep positive!

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2日目のスキンヘッドはマジックテープ

あの「五厘刈り」の気分が再来

ここのところ僕のヘアケア、つまり髪を刈り込むサイクルは、
日曜日の夜に安全カミソリでスキンヘッドにして、
ヒゲも顎だけ残してキレイに剃り上げる。
その後は2日に1度、シェービングだけして頭髪はそのまま。
そして日曜日の夜、また同じように剃り上げる――というパターンです。

頭を剃り上げた翌日の月曜日、
例えば着替えるときに下着のTシャツを脱ごうとすると、
わずかに伸びた毛髪がTシャツの生地に食い込んで
ザリッという音とともに引っかかる感じとなります。

頭に何かすごく摩擦係数の高いものを貼り付けたみたいなんです。
零コンマ何ミリの毛髪が、上を通る生地にブレーキをかけます。

タオルで頭を拭こうとしても、同じ。
タオルのパイル地がピシッと引っかかって、引っぱっても動きません。

あれ、これってどこかで体験したな。

そう、今を去ること40年以上前の中学時代。
何を思ったのか、頭を「五厘刈り」にしたことがあります。

そのとき、お風呂で頭を洗ってタオルで拭こうとすると、
やはり同じようにタオルがビシッと頭に張り付いたようになって
とても拭きづらかった記憶が甦ってきました。

五厘刈りは、ちょうどスキンヘッドにして2日目くらいの
髪の長さだったのでしょうね。
図らずも毎週1回、僕の頭には五厘刈りの状態が
再現されるようになったわけです。

ごく短い髪は、マジックテープの「雄」

この原理、何かに似てると思ったら、「マジックテープ」ですね。
一般名詞で言うと「面ファスナー」。

2日目のごく短い髪の毛が「雄」の面となり、
「雌」であるタオルやTシャツの繊維に食い込みます。

無理に生地を動かそうとすると、マジックテープが剥がれるように
バリバリッという音を立てて移動していくことになります。

ハゲスキンの髪が伸びるとこうなる

なんか、とても感動するんですよ。

だって、残り少ない面積とはいえ、髪は伸びているんだなと
実感できるわけですからね。

すごく、健気。
俺の髪の毛。

生きている証であるわけです。
大げさだけれど、そう思います。

逆に、スキンヘッドにした翌朝はまだ摩擦係数が低いので、
頭に乗せた生地はツルツルッと滑ります。

自転車で仕事場に行くとき、ニットキャップをかぶったりしますが、
走っているとそれが風圧で飛ばされそうになるんです。

走りながら片手で押さえたり位置を直したりするのが、
ちょっと危ないこともあります。
それが月曜日の朝。

夜にはマジックテープ状態となるので、
火曜日の朝はニットキャップがしっかりと
「マジックテープ」によって固定されて動きません。

なんだかとても小さなことですが、
生きている実感を感じる瞬間です。

フサフサの人には、まず訪れない感触かもしれません。
「ハゲスキンあるある」でした。

 

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