ハゲが、ハゲを喰らった!

ついにハゲがハゲと対面した

以前、このブログで「ハゲを喰らう!」というエントリを書きました。
ある方が「西日本にはハゲという魚がいる」との情報をくださり、
それはいわゆる「ウマヅラ」というカワハギの仲間であることを知ったのです。

西日本では普通に「ハゲ」と呼ばれているので、
あちらの地方の「人間のハゲ」は普段からハゲ呼ばわりされているゆえに、
実に強い心を持っているのであるなあ、と思ったのでした。
常に「ハゲの千本ノック」を受けている、と結んだわけです。

そのとき、いつか機会があったら西日本でハゲを食ってやる。
と思いました。ブログのいいネタにもなるでしょ。

そして、ついにその機会がやってきました!
先日、出張で広島へ行ったのです。
実は「ハゲという魚」の情報をくれた人が、広島在住。
じゃあ、というんでフリーになった夜、案内してもらいました。

お店は八丁堀という繁華街の一角。
日本料理と地酒が充実しています。
カウンターを取ってもらっていたので、お店の人とも話ができました。

手の込んだお通しやサラダなどをいただき、
「じゃあハゲのお造りです」と出されたのがこれ。
(レンゲに載っているのは大根の鬼おろしです)

ハゲことウマヅラハギのお造りです

そしてハゲと対面するハゲ

思わずコーフンするハゲオヤジ

 

ハゲのキモは、肝である

ウマヅラは白身ですから、
お皿に並んだ様子はとても可憐です。
ひっそりと身を横たえて、恥じらい入らんばかり……。
もったいないので1枚ずつお醤油につけていただきました。
あー、これは上品。
あんまり食べたことないけれど、フグにも似てますかね。

そして、白身部分の薄造り以外の部位もお皿には並びます。
中でも、「肝」は美味。
ウマヅラもカワハギも、肝を食べねばいかん、と言われてますね。
僕も早速口に運んでみました。

濃厚! とろりとした食感で、えも言われぬ風味が鼻腔を通ります。
舌の上で磯の香りが踊っているみたい。
「海のフォアグラ」と言われる訳がわかります。

これは日本酒がはかどりますね。
広島の賀茂鶴を冷やでいただきました。
いやぁ、絶品の組み合わせ。

その後、他の魚の揚げ物や煮付けなどもいただき、
日本酒をさらに重ねて大満足な夜。

同席した広島の地元人は、「子どもの頃、魚の煮付けと言えばハゲだった」と
おっしゃっていました。それくらいポピュラーな魚であり名前なのですね。

前にも書いた通り、頭の薄い人に「ハゲ食わんか」「ハゲあるで」と普通に言う日常であれば、
心はとても強くなりますね。

ウマヅラを検索していたら、こんな記事を見つけました。
「肝育てて「海のフォアグラ」 ウマヅラハギ養殖で新技術」

広島県の呉市で養殖に成功し、「フォアグラハギ」という名前で県内の飲食店に卸しているとか。
お店で出してくれたのはもしかたらこれかも?
肝がとても大きかったですからね。

写真は上記サイトから

写真は上記サイトから

僕の住んでいる地方でも、ウマヅラを魚屋さんで見かけたら買ってみようと思います。
「これ、ハゲって言うんだぜ」、ウンチクを傾けながらさばいて……
あ、日本酒も買わなきゃね。

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ハゲがいじられるダンスが流行っているらしい

あの人のハゲ嗤いで、歴史が動いた

ちょっと前、ネットの情報サイトで、
お笑い芸人が踊るダンスが面白い、というのを見つけました。

なんでもキレキレのダンスと覚えやすい曲のおかげで、
「自分も踊ってみた」という動画もずいぶんたくさん投稿されているとか。

もうご存じかもしれませんが、「エグスプロージョン」という人たちによる、
「踊る授業シリーズ」というやつです。

いやもう、これ、思わず見入っちゃう。

元プロのダンサー(?)で、現・吉本所属の二人です。
歴史上の出来事を採り上げ、それをわかりやすく解説しつつ、
繰り返しのリズムに乗って踊ってみせる。

何本も作品が上がっていますが、中でも「本能寺の変」が、
強く胸を打ちました。

これは言うまでもなく、明智光秀が織田信長を奇襲によって
死に至らしめたクーデターです。

天下統一を成し遂げようとしていた信長は、
それを目前にして無念の最期を迎えました。

なぜ光秀はあのような挙に出たのか。
いろいろ言われていますが、この二人は「ハゲをからかわれていたから」
という説に則っています。

ことあるごとに光秀を「キンカ頭=ハゲ」と呼んでいました。
ある時などは森蘭丸に鉄の扇でハゲ頭を叩かせて、
出血させたこともありました。
信長の嗜虐性が光秀を標的にしてしまったのですね。

そして1582年の6月1日、中国地方で毛利軍勢と戦っていた
豊臣秀吉に加勢するため、光秀は13000の兵を連れて京都を出発。
しかし、桂川を渡ったところできびすを返し、
「的は本能寺にあり」と叫んだのです。

あとはもう、ご存じの通りです。

信長の「ハゲいびり」が本能寺の変の原因となった、という説が強いんですね。

本当のハゲが一緒に踊ると……

で、このエグスプロージョンさんたち、吉本所属ですから、
同僚の芸人さんはたくさんいます。
その中から、「薄毛」を持ちネタにしているハゲ芸人がジョインしました。

トレンディエンジェルの斎藤司さんです。
ラップ調のフレーズで「ハゲラッチョ」とか歌っているネタ、
僕も見たことあります。

トレンディエンジェル

右が斎藤さん、左は須藤敬志さん

ダンサブルなネタをやっているだけあって、
踊りはうまいんでしょうかね。
こちらが、斎藤さんが入って踊っている本能寺の変。

なんというか、この斎藤さん自身を僕があまり知らないこともあり、
いまいち乗れないんです。

斎藤さんはハゲキャラではありますが、
あくまでも「かっこ悪いハゲがかっこつけて嗤われてる」
というスタンスの芸風のようです。

つまり、ハゲなんかいくらかっこつけても、
しょせん笑いものでしかないんだよ。

こんな声が基底を貫いているのではないでしょうか。

まあ、嗤ってもらうのがお仕事ですから、
それを否定するものではありません。

ただ、他のネタでモノマネをよくやりますが、
ハゲがやるとかえってかっこ悪くなる、
かっこいい男たちのモノマネというかコスプレはねえ。

かっこ悪いハゲにしか軸足を置いていないのが、
とてももったいないと思うのです。

かっこ悪い分歌がめちゃくちゃうまかったり、
髪があった頃は相当なイケメンだったり、
ギャップはうまく利用していると思います。

でも、嗤われるためのかっこ悪いハゲを見るにつけ、
とても痛々しいものを感じてしまうのです。

そんなわけで、斎藤さんをフューチャーしたバージョンの
「本能寺の変」には、どうにも乗り切れないのでした。

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ハゲを喰らう!

知ってました? ハゲって食べ物

ある時、友人のFacebookで、
「いいハゲがあったので煮付けてみた」という書き込みを見ました。

ハゲ、煮付け……

ええと、なんだろ、これ。食べるのか?ハゲを?

決して冗談を言っているわけではないようです。
そんなブラックなこと言う人ではないし。

その書き込みへ、
「ハゲいいなーわたしも食べたい」
「しばらくハゲ食べてない」
「おいしいよね、ハゲ」
というコメントが続いているわけです。

ここまで読むと、食べ物のことだなとわかりますよね。
僕もわかりました。

一緒に上げられていた写真は、煮付けた後のもの。
どうやら魚のようです。身と尻尾が写っているけれど、
いったいどんな魚なのかわかりません。

で、ググってみました。わかりました。
「ウマヅラハギ」のことだったんですね。

ウマヅラハギとはカワハギの仲間で、
カワハギ(本ハギ)の顔の部分がぬーっと伸びたような奴。
釣りに行くと、時々外道として釣れるんですよね。

このウマヅラハギが、西日本では「ハゲ」なんです。
「ハギ」が「ハゲ」に変わったということです。

これが「ハゲ」。正式名称マヅラハギ

これが「ハゲ」。正式名称マヅラハギ

(画像出典:長崎県水産部 http://www.pref.nagasaki.jp/suisan/osakana-top.html )

関東で生まれ育った僕にとって、カルチャーショックでした。
ハゲ、ですよ、ハゲ。
頭にトラブルを抱える人たちには、聞きたくない言葉ですよね。

ハゲ_丸ハゲ

しかも「丸ハゲ」という魚も!

(画像出典:「アドベンチャーぱーちゃん」 http://adventurep.blog40.fc2.com/blog-date-20111012.html )

生まれながら「ハゲの千本ノック」!

当たり前ですが、西日本でも頭髪がアレな人々はいるわけですよ。
そんな人に向かって、「お父ちゃん、今夜ハゲでええやろ」
というお母ちゃんもいるんでしょうね。

で、知りたいのは、そう呼ばれてるハゲのお父ちゃんが、
切れないかどうかってことです。

「お前なあ、俺に向かってハゲハゲ言うな!」
と切れるハゲのお父ちゃんっているんでしょうか。

もしかしたら、西日本には「頭髪ハゲ」の代わりになる言葉があるのかも、
なんて思ってしまいました。
でも、ないですよね。ハゲはハゲです。

とすれば、「ハゲ」が普通に魚屋さんやスーパーに並ぶ地方のハゲ男性は、
「ハゲ」という言葉への耐性ができているということになりますよね。

ことあるごとに、「ハゲ入ってるで」「ハゲうまいけん」「よかハゲやろ」
などなど、言われるというか聞くというか、ハゲのシャワーを浴びることになる。
(方言は想像です)

これが、耐性を作るのかもしれません。
「ハゲ」と言われても自分のことではなく魚を言ってるんだなと思うでしょうしね。

実はこのハゲのシャワー、僕が提唱しているポジティブヘッドXの中でも、
「ハゲの千本ノック」という形で出てくるんですよ。

まだハゲている自分を肯定したくない頃には、
「ハゲ」という言葉を聞くと過剰に反応してしまいました。
この状況を変え、いくら「ハゲ」と言われても平常心でいられるような鍛錬を、
「ハゲの千本ノック」と言っています。

千本ノックは、これと決めた親しい友人や彼女、配偶者に協力してもらうのが理想ですが、
「ハゲ」を食べている西日本の皆さんには、もっとハードルが低いんじゃないかと。
日常的にハゲハゲハゲハゲって聞くことになるんですからね。

ということは、きっと皆さんハゲの千本ノックを完了しているに違いない。
あるいは、その途上にある。

東日本に住んでいるハゲの皆さん。
ウマヅラのことを「ハゲ」と呼ぶ地方に行ったら、
ぜひ頭をさらしながら「ハゲください」と言ってみたらいかがでしょう。

お店の人はあなたの頭を見ながら、
「はい、ハゲ一丁! 毎度おおきに!」と言うに違いありません。

あなたは「共食いだよな」とか何とか冗談で返しましょう。
その場がなごみますし、あなたのハゲ耐性もワンランクアップします。

知らず知らずのうちに、ハゲ耐性を獲得している西日本のハゲの皆さん、
あなたたちこそ、ポジティブヘッドと呼ぶに相応しいと思うのです。

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中国要人のキメキメフサ黒ヘア

あれ、なぜかみんな同じ髪型だ

実はかなり前から気になっていたんですが、
中国の議会(全国人民代表会議など)のニュースを見ていると、
政府指導者の皆さんが妙に若々しいんです。

どうしてかな、とよくよく目をこらすと、

ほとんどの人の髪が、黒々としています。
髪の毛の量も、とても多い。

中国最高指導部のフサフサ黒々ヘア

中国最高指導部のフサフサ黒々ヘア

皆さんお歳はそれなりに召していらっしゃる。

この地位まで登り詰めるのに、想像を絶するような戦いをしてきたに違いない。
そんな年齢もストレスもまったく感じさせない髪型なんですね。

これはやはり、髪の毛フサフサ黒々状態が持つ、ある種のパワーを表現しようとしている。
そう思えてきます。

それは若々しさとかエナジーといったものでしょう。
フサ黒はそれらのアイコンというわけです。

さっきも書きましたが、あの国でトップまで登り詰めたことへの自負と自信とを、
フサ黒の髪に象徴させているのでしょうね。

ここまで来たぞ、わしは。並大抵の道のりじゃなかったぞ。
いろいろ敵がいた。攻撃もされた。ピンチもあった。
だけど、そんな奴らはわしのパワーで蹴散らしてきた。
わしは強いんじゃ。ほれ、その証拠にこの髪を見よ。
黒いじゃろ。フサフサじゃろ。ハゲてなんかおらんぞ。
ハゲはほれ、もう生気もないし終わってるじゃろ。

てな感じで今まで来た道を振り返ったり、ご同輩と白酒(パイチュウ)を
啜ったりしているのではないでしょうか。

そして、その頂点に君臨しているのが習近平総書記です。

習近平さんの若々しい頭

習近平さんの若々しい頭

黒いですよね〜。

指導部のみなさんおそらく平均年齢60歳はオーバーしていると思います。
普通の60代の団体だと、ハゲ、白髪まじりの様相を呈するのでしょうが、
これはあまりにも不自然ですよね。

もうみんな同じ顔に見えちゃいます。

これは自毛かヅラか植毛か増毛か……

中国指導部におけるこのフサ黒は、だれから始まったのでしょうか。

昔、毛沢東さんはおでこが広かった記憶があります。
その後、周恩来さんは白髪というかグレーの髪だったような。
トウ小平さんもお歳なりのおでこの上がり方をしていたかな。

どうもやっぱりそれ以降の指導部のトレンドみたいですね。

中国の経済成長が顕著になった頃と、重なる気がします。
GDP世界2位の国を率いる人間なら、若々しくあらねばならぬ。
そんな思想がフサ黒現象を生んだのではないでしょうか。

でも、一線を退いてしまうと、フサ黒の維持にも熱心ではなくなるようです。
例えば朱鎔基さん。国家経済委員会局長や国務院副総理などを務めていた方。

引退後、公の場に出てくると、すっかりおじいさんになってしまっていました。

朱鎔基さんはフサ黒でしたが、今やこんな

朱鎔基さんはフサ黒でしたが、今やこんな頭

朱鎔基さんも、全盛期はフサ黒でした

朱鎔基さんも、全盛期はフサ黒でした

(出典:“Zhu Rongji 2001″ by Kremlin.ru. Licensed under CC 表示 3.0 via ウィキメディア・コモンズ )

では、フサ黒以外の人間が指導部にいないかというと、そうでもない。

胡春華さん。広東省委書記を務めている、ポスト習近平の呼び声が高い人。

若き指導者は今のところナチュラルヘア

若き指導者は今のところナチュラルヘア

1963年生まれですから、まだそれほど禿げ上がる歳ではないですよね。
(彼の年齢の時には僕は既にハゲてましたが……)

こんな、ナチュラルな髪でいられるわけですね。
写真を見る限りでは、好感度が高い人です。

でも、今はまだナチュラルな髪なんですが、
この方が最高指導者になったとしたら、どんな髪をしているのか。
とても興味があります。観察していきたいです。

思うんですけど、今の中国はまだ「若い」んだと思います。
4000年の歴史があろうとも、現代では急成長してきた途上国に過ぎない。
このイケイケ感をキープするためには、指導部も若くあらねば。

グイグイ行ってる今は、若さを売り物にしているべきでしょうが、
もっと成熟した社会になれば、それはちょっと変わってくるのでは。

中国において、ハゲがかっこいいとされる時代が来るのであれば、
成熟社会に移行してきたという目安かもしれません。
それが何十年後かはわかりませんが。

あの国にもポジティブヘッドが続出してくれれば、僕も嬉しいんですよ。

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ハゲにとって残酷な漢字

「毟」という字は恐ろしい

この間、本を読んでいて

「毟る」

という字に出くわしました。

「むしる」という読みだと何となくわかったんですが、
書けと言われたら、たぶん書けません。

なるほど、ワープロの影響なのか漢字が書けなくなったなあ、
どんな構成なんだろうなあと、よくよく見たら……。

けっこう怖い字なんですよね、これ。

少ない+毛

なんですよね。
毛が少なくなる。

毛を毟る、羽を毟る、草を毟る。
スルメを毟って食べる。
金を毟り取られる。

何かこう、残酷な空気すら漂ってくる字です。

調べてみると、中国から渡ってきた字ではなく、
日本で作られた「国字」なんだそうです。

「峠」「鰯」「樫」など、国字ってたくさんあるんですね。
その中のひとつで、日本人には字面から想像しやすいです。

それだけに頭の薄くなってきた人にとっては、
心にグサッと来る漢字でしょう。

それじゃあ、「禿」という漢字はどうなんだろう?
そんな疑問が浮かんだので調べてみました。

物が取れると、禿になる

禿

こちらは、中国で成立した字です。

もともとは、動詞の「剥げる」と同義でした。
「物が取れて離れていく」という意味で「剥げ」が使われるようになり、
同義である「禿」という字が当てられて、今に至ります。

「禿」には、「髪のない頭」の意味もあったので、
非常にすんなりと「剥げ=禿=毛のないさま」とつながったわけです。

では、その「禿」はどんな成り立ちでしょうか。

稲=禾 の実が落ちて、殻(から)になった状態を表しているそうです。
実が無くなった稲の状態を人間の姿に移して、
頭の毛が無くなった人を意味しているとのことです。

ふむ。農業の場で出遭ういろいろな現象が漢字の元になっているのは知っていましたが、
実が無くなった状態の象形文字とは。

なんかもう、落ちぶれ果てた男の姿が浮かんで来るではありませんか。

僕はこの「禿」という漢字があまり好きではなかったのは、
無意識のうちにこの字の原型を受け入れたくなかったからですね。

しょぼくれた、ネガティブな禿を連想させるから、
ポジティブなハゲを志している気持ちと相容れなかったわけです。

僕はもっぱら、「ハゲ」とカタカナで書くように心がけています。
それは故あってのことだったと、今さらながらに気付きました。

ポジティブヘッドの皆さん、ぜひ「ハゲ」はカタカナで!
漢字で書いていると、運気がネガティブになってしまいますよ。

禿に至るまでの象形文字

禿に至るまでの象形文字

出典:漢字物語@47NEWS http://www.47news.jp/
http://www.47news.jp/feature/47school/kanji/post_95.html

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温水洋一さんの毛髪戦略

温水洋一さんといったらこの髪型ですね

温水洋一さんといったらこの髪型ですね

Photo from 「温水洋一と同学年ということに驚いた有名人」番茶速報
http://blog.livedoor.jp/carpdon-bancha/archives/33204503.html

誰が何と言おうと、ハゲ散らかしである。が……

「俳優」よりも「怪優」と言った方が、むしろ近いんじゃないかと、
最近思っているのが温水洋一さん。

さえないおじさん役での出演が多いのはご承知の通り。
愛されるいじられキャラとして、バラエティへの出演も多いです。

人のよさそうな雰囲気なので「癒し系」などと呼ばれますが、どっこい。
実に不気味な表情を見せ、時としてこちらをゾッとさせる方です。

狂気を演じさせたら、実はすごい役者さんなんじゃないでしょうか。

元々は松尾スズキさんの「大人計画」に所属。
もうここは癖のある俳優さんの巣窟って感じの劇団です。

座長の松尾さんはじめ、宮藤官九郎さん、阿部サダヲさん、荒川良々さんほか、
テレビでもお馴染みの個性派の面々ばかりですよ。

そこで鍛えられてきた方ですから、ブラックな演技力も当然ながら身に付けてます。
だから、僕は単なるしょぼいハゲたおじさんではないと見ています。

何というか、「目つき」がちょっと狂気、とは言い過ぎですが、
笑顔を作っていても目だけは笑っていないというか。

ハゲ散らかした頭と相まって、全身から漂う雰囲気は、
内に秘めたナイフのような鋭さをスポイルしているのではないでしょうか。

髪型ではなく自虐ハゲネタに注目したい

役者としての温水分析はさておき(笑)、
彼の髪型について少し書いてみたいと思います。

と言っても、あれをちゃんと九一分けにしろとか剃ってしまえとか、
そういうことではなくて、ご本人が髪の毛の話題を積極的に振ることについてです。

映画やドラマによく出ていらっしゃるので、
プロモーションの一環での初日舞台挨拶やテレビのインタビューにも
高い頻度で登場します。

ある映画の舞台挨拶では、「役作りのために髪を抜いた」と答えました。

——ええと、あの髪は、自分で抜いたんでしょうか?
そんなわけはないとわかっているんですが、思わず「え?」となってしまいます。
これはかなりブラックなネタですよね。

そしてドラマのトークショーに出た時には、
「4倍の速さで生える毛生え薬がほしい」と語ったそうです。

この「4倍」というところに注目したいのですが、
4という数字が当該ドラマとは無関係であるならば、
あまりにも突飛というか中途半端な数字ですよね。

「倍速」、さもなければ「高速」とか「音速」とかって使うと思いませんか。
それを、「4倍速」。
この「4倍速」って、昔ビデオがVHSだった時の言い方にも通じます。

もしかして、古き良き時代を懐かしんでこの数字を持ち出したのかなどと、
深く推測してしまうではありませんか。

かなり変化球ですが、温水的髪型自虐ギャグには
これからも注目していきたいと思います。

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全国のハゲ諸君、毛無山へ登ろう!

この直球的なネーミングがいい

「日本百名山」という山々があるのはご存じですね。

文筆家の深田久弥さんが1964年に出した同名の本が元となりました。

有名なところでは富士山、槍ヶ岳、剱岳、阿蘇山や、
先日大きな被害を噴火によって出した御嶽山など、
日本を代表する名峰が並んでいます。

「新・百名山」「花の百名山」なども後に定められていて、
それらを全部踏破するのが目標の登山ファンも多くいます。

スタンプラリーの感覚でしょうか。
日本人は好きですからね。

さて、そんなブランドの山ではなく、
どこにでもある山の方が好き、という人も相当数います。

地元のちょっとした山を「○○アルプス」と呼んで
愛している人たちも知っています。

地図を見ていると、山の名前ってたくさんあるんですよね。
中には読み方のわからない山もよくあります。

百名山の中では「甲武信岳」の読み方がわかりませんでした。
「こぶしだけ」と読むんですね。

大分には「一尺八寸山」という山があります。
これ、わかりませんよね。地元の人以外は。

「みおうやま」と読むのだそうです。
この山で獲れた3頭のイノシシの尻尾を足すと1尺八寸だったことから。
これはわかりませんよね(笑)

他にも難読山名はたくさんあります。

時間があったらチャレンジしてみてください。

上記はこちらのサイトを参考にしました。
「2ch登山部ログ 日本異様難読山名コンテストで選ばれた山の名前26選、読めますか?」

さて、地図を眺めていると、わりと全国的に多い山名に気付きました。

それは、

毛無山

「けなしやま」です。
全国に、26峰ありました。
(Wikipediaによる)

特に難読ではありませんが、僕がハゲだからでしょうか、
妙に目に飛び込んでくるのです。

壮大なプロジェクト「KNY26」

名は体を表す。

もう、この山はどんな様子の山なのか、
字を見ただけでわかってしまいますね。

毛の無い山。
はげ山。

——だと思うでしょう?

しかしWikiによると、必ずしもはげ山だからということではないようです。
山梨県と静岡県にかかる毛無山は、

山名の由来は樹木がまったく無いことから(木無し)、
あるいは樹木が豊富に茂っていることから(木成し)と相反する説がある。
山頂や山稜がササや茅戸に覆われ樹木が無いよう見えることによるとする説もある。
(出典/Wikipedia)
とのことです。

木無し、木成し、どっちなんでしょうね。

ちなみにこの毛無山は、日本二百名山、山梨百名山、静岡百名山に
選定されている、そこそこ有名な山だそうです。
標高は1945m。全国の毛無山の中では最高峰です。

頂上の展望台からは富士山がよく見えるそうで、
麓から6時間前後で往復できます。
標高2000m近いけれど、思っているよりも楽かもしれません

毛無山

富士五湖近く、山梨県と静岡県にまたがる毛無山

ここ、登ってみたいなぁ。河口湖から近そうです。

あのあたりには、時々行くんですよ。
知り合いのやってるキャンプ場がありまして。
そこをベースキャンプにして山へ登ってくることができます。

この毛無山を手始めに、全国の毛無山を登る!
百名山じゃないけれど、毛無山26峰を完登してみたい。
名付けて「KNY26プロジェクト」

いいと思いますよ。と、自画自賛。

他のエリアの「毛無山」について、少し補足しておきます。

小樽にある毛無山は、アイヌ語の「ケナシ=kenas(山林)」と考えられていて、
それに「毛無」という当て字をされたものだとか。
小樽市全域を見渡すことができる景勝地だそうですよ。
このブログにも書いた「増毛」も眺めに入るとか。ここにも行きたい。
(出典/Wikipedia )

小樽の毛無山

眺めがいいですね。車でもアクセスできるそうです

(写真は、「知りたい北海道」より)

鳥取市の毛無山は、テレビ放送の送信所が設置されています。
長野県野沢温泉村の毛無山は、その支峰が信州三題修験霊場の一角だそうです。

登頂したら、登山用ハットを脱ぎ、
ポジティブヘッドをさらけ出して記念撮影。

「毛無山」と書いてある山票の横に立てば、
回りから拍手がわき起こるかもしれませんよ。

うん、今から楽しみです。
読者の皆さんにそんな写真をお持ちの方がいたら、
ぜひ送ってくださいね。
サイトに掲載させていただきます。

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ハゲへの嘲笑には知的な反撃を

偏見と先入観は日本の教育が悪い

ところで、ハゲの皆さん。
皆さんは、面と向かってハゲをからかわれたことはありますか。
あるいは、馬鹿にされたり罵倒されたり。

環境にもよるかもしれませんが、僕は何度かあります。
今みたいなポジティブヘッドになってからも、です。

あとは、たとえば2チャンネルのような場。

あそこのハゲ・ヅラ板をのぞいたことありますか?

本来はまじめに悩んでいるハゲや薄毛の人たちの情報交換場だったはずです。
しかし、いまや「ハゲ死ね」「ハゲキモイ」「ハゲもう終わり」といった、
ここにも書ける言葉から、とても書けない言葉が満ちあふれています。

ハゲ罵倒を書き込んでいるのは、もしかしたらハゲ・薄毛そのものかもしれない。
ハゲ罵倒を書くことで、ストレス解消しているのかもしれませんね。

免疫を持っていないハゲは、見ないでください。
本当に、心をやられます。

耐性が付いた僕でさえ食欲がなくなりましたもの。

人と違うことの排除、
横並び意識、
出る杭は打たれる、

そんな鋳型をもって教育を進めてきた日本。

それがハゲへの嘲笑や罵倒につながっているのではと、
本気で思っています。

でも、僕たちポジティブヘッドは、
ハゲへの嘲笑に正対した反撃をしてはいけません。
暴力には暴力で返すのと、同じことだからです。

ハゲへの罵倒・嘲笑は、たいていの場合何の考えもありません。
脊髄反射的に「ハゲ死ね」と言っているだけです。

ですから、そんな低次元の言葉を超えることは容易です。
切り返すことで相手を低く見、優位に立てるわけです。

僕たちが優性な人間であることを主張する機会が、
向こうからやってくるのですから最大限に利用しようではありませんか。

では、切り返しの例をいくつかご紹介します。

切り返しは知的ゲームだ

罵倒:「このハゲ!」
返し:「はい、呼びましたか」

解説:脊髄反射には真っ直ぐな返事で返しましょう。
この言葉を口に出した人間は、おそらくIQが相当低いと思われます。
僕たちが「何だと!」と反撃することを思い描いていて、
「何だじゃねえぞ、このハゲ」
と続けようと思っているに違いありません。
いや、すべて脊髄反射でこなしていくから、
あらかじめ考えてもいないでしょう。
彼らの世界では、こういったやりとりが昂じて
暴力による解決へと発展していくわけですから、
冷静な反応は全くの不意打ち効果を発揮します。
今まで相手にしてきた低IQの同類ではない、
違った人種に雑言を浴びせかけたことを悟るでしょう。

 

罵倒:「うわっ、眩しい!」
返し:「写真撮るなら露出オーバーに気をつけて」

解説:これもよく聞きますね。
もちろん、禿げている部分が光線を反射しているさまを
からかったものです。ひねりがない、単なるステレオタイプの言動です。
この言葉を発する人間は必ずしも低IQとは限りません。
単に想像力や言葉を創り出す能力がないだけなのです。
ここはひとつ、ちょっとインテリジェンスを感じさせる反撃を。
露出オーバーとは、ご存知のように写真撮影の際に、
光量が多すぎて画像が白っぽくなってしまうことです。
つまり、写真の原理をある程度知っていないと理解できない返しです。
相手にとってもそれは同じ。たとえその場が写真撮影とは無関係でも、
ちょっとした知識が必要なフレーズで返せば、相手のインテリジェンスを
認めたことになり、ちょっといい気分にさせてあげる効果も期待できますね。

罵倒:「ハゲは非モテ」
返し:「少なくとも、君よりモテるハゲはいっぱいいるよ」

解説:言外に「僕もモテるよ」「君はモテないよ」と匂わせている反撃トークです。
ハゲ=非モテという、まるで一面しか見ていない人間に対して、
どう反撃してイニシアティブをとるか。
それには、言葉の中に「毒素」を盛り込むのが有効です。
フサフサだからモテるというわけではないのです。
髪の心配がない君がモテないのはどうしてだろう、と。
そして、ハゲでもモテている俳優やタレントの名前を挙げてみます。
相手は必ず言うでしょう「それは俳優だからだろ」。
またしても一面しか見ていない発言です。こんな薄っぺらい人間を論破するのは
時間の無駄遣いかもしれませんが、売られた喧嘩です。買いましょう。
まずは相手を、植え付けられた先入観に支配されている、
かわいそうな人間と思いましょう。喧嘩の必勝法は、熱くならないこと。
モテる要素とは何かを、そこで説くのです。
個性、差別性、優しさ、自信、思いやり、そしてカネ。
これぞ、ポジティブヘッドが所有しているものに他なりません。

いかがですか。
代表的な例を3つ挙げてみました。

この通りに返さなくても、その都度アレンジして使えるものばかりです。

この他にも、僕の中にはまだまだストックがあります。
そして、それらを日々実践して使用しています。

いつか日の目を見させてあげたい。
そう思っています。

その機会が来たら、真っ先にここでご報告しますね。

また、「俺ならこんな返しをするよ」という例を教えてください。
お名前とともに発表させていただきます。

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時代が追いついた! またもやハゲ割が!

赤坂の居酒屋に続き、ホテルも

先日、「赤坂の居酒屋でハゲ割を導入」というエントリを書きました。

ハゲ、薄毛のお客さんは500円引きというお店です。
薄毛を隠すのではなく堂々としていてほしいという思いから、
このサービスを始めたのだそうです。

そして最近、北海道のホテルも「ハゲ割」を導入したというニュースがありました。
観光地・層雲峡の「マウントビューホテル」です。

ニュースソースはこちら。
「北海道新聞」

「ねとらぼ」

さて、マウントビューホテルの社長・三浦さんはハゲです。

マウントビューホテルでハゲ割を導入した三浦社長。禿げてます。いい感じです。

かっこいいポジティブヘッドですね

あるときスタッフが、排水溝に詰まるヘアの清掃が大変だと話していたら、
三浦さんが「俺みたいに毛がなければ掃除も助かるでしょ」
と言ったことがきっかけとなったそうです。

三浦さんと同じハゲか、スキンヘッドもしくは坊主にしているお客さんが対象。

抜け毛がない(もしくは目立たない)ので、
枕カバーや排水溝の洗濯や掃除が楽になります。
その分の人件費や水道代も節約できるということでしょうね。

「頑張っているあなたをハゲますサービス」と謳い、
ハゲた人を本当にハゲましているとか。

思い切った施策です。
話題づくりにもなりましたね。

ハゲ割ができそうな業種

居酒屋やホテルといったサービス業には、
ほかにも「ハゲ割」を導入できそうな業態がありますね。

たとえば、理美容院。

僕はここ何年も床屋さんに行っていませんが、
まだプロに頭をやってもらっている方もいるでしょう。
そんな人向けに割引があってもいいですね。

バリカンのみで刈ることができるし、
シャンプーは簡単でブローの必要もないのですから、
ぐっと工程が楽になるでしょう。

まあお客さんが「俺はハゲだよ」と申告してくれればいいのですが、
お店の人が「お客さんハゲだから割り引きますよ」とは言いづらいのが難点。

その他「ハゲてるお父さんをハゲます」意味でなら、
遊園地や動物園、水族館なんかもハゲ割があってもいいですね。

先頭や温泉なんかも、頭を洗うお湯が少ないし、
上述のホテルのように排水溝が詰まらないので
導入してくれてもいいなあと思います。

逆に、お店で気を遣う時もあります。

例えば、帽子屋さん。

試着してみようかなと思った時、
汗をかいてないだろうかと気になって
一度頭をハンカチで拭いてからかぶるようにしています。

それと、オートバイや自転車のヘルメットもそう。
こちらも何となく地肌が直接触れるので、
あんまりいくつも試着すると気が引けたりします。

ハゲの試着はお断り、なんてならないよう、
お店の人に「気を遣ってるよ」という
アピールをしてからかぶるようにしましょうか。

気を遣いすぎかなあ。
でも、「きれいなハゲ」を目指すには、
それくらい考えておきたいですね。

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夏の旅行で、「増毛」へ行った人?

増毛にあやかる

増毛駅。無人駅なのだそうです

まだまだ面白い駅名がある

日本は狭いようで広いです。
特に北海道の広大さって、
内地に住んでる人間の憧れを誘いますよね。

アイヌ人が長い間住んできただけあって、
土地の名前もエキゾチックです。

漢字に変換されていますが、
「あ、こうやって読むのか」という地名も多いですね。

それから、面白い名前で有名な駅もいくつかあります。

昔大ブームになった「幸福」から「愛国」行きの切符とか。
あれは帯広でしたか。
路線自体はもう廃線になってしまったのですが、
駅舎は観光地として残っているそうですね。

「愛国」駅も改築されて交通記念館となっているらしいです。

行ってきた友だちに、あの切符を誇らしげに見せてもらいましたっけ。

さて、そんな北海道には他にも面白い名前の駅があります。

「増毛」です。

名前ゆえ、薄毛の聖地に

「ぞうもう」と読んだ人は、髪の悩みがありますか?
これは「ましけ」と読みます。

増毛駅に増毛のあやかり

ましけ、と読みます

 

留萌本線の終着駅。
高倉健さんと倍賞智恵子さんの映画「駅−STATION」の
ロケ地になった駅でもあります。

待合室の中には大漁旗が飾られ、地元の手打ちそば愛好家が
増毛産の暑寒そばをふるまっているそうです。

そして、先ほどの「ぞうもう」という誤読のおかげで、
こちらの駅の切符は、薄毛の人々にお守りとして人気とか。

そうでしょうねえ。
何かにあやかりたい、
何かにすがりたい気持ちは、誰でも持っています。

幸せになりたい人々の想いが、
「幸福」駅の切符をブームにしました。

それに比べると、「増毛」駅の切符はそれほど知られていません。
やはりターゲットがある程度限られているからでしょうか。

それでも、機会があったら行ってみたい駅です。

え? 増毛なんてもう無縁のものとしている僕が、何故ですかって?

薄毛の救済に来る人たちを説き伏せてポジティブヘッドにするためです。

嘘です。
この駅は大正10年に開通した留萌本線の終着駅。
ニシン漁で栄えた最盛期には、
人や貨物の輸送拠点としてたいそう賑わいました。

当時の名残が駅周辺の建物に今でも見られるそうです。
その写真を撮りに行きたいんですよね。

カメラ好きには絶好の被写体がザクザクあるに違いありません。
そんなゆとりある日が来るか、まだ見通しは立ちませんが。

 

無人駅なので、他の駅で切符が売られています。どっかで見たようなおじさん(笑)

無人駅なので、他の駅で切符が売られています。どっかで見たようなおじさん(笑)

(写真出典:みるくる北海道観光 http://www.dotown.jp/contents/spot/10/mashikeeki/

鉄鉄家族 http://chibiroman.blog73.fc2.com/blog-entry-93.html

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